車中泊を始めると、多くの人が一度は悩むのが「ポータブル電源はどれを選べばいいのか」という問題です。
スマホの充電だけなら小さなモバイルバッテリーでも十分ですが、車中泊では状況が少し変わります。電気毛布、車載冷蔵庫、照明、ノートPC、場合によっては炊飯器や電子レンジまで使いたくなるからです。
すると気になってくるのが、こんな疑問です。
- 1024Whって車中泊でどのくらい使えるの?
- 1800W出力って本当に必要?
- AFERIYってメーカーは信頼できる?
- 有名ブランドより安いけど大丈夫?
ポータブル電源は、価格が数万円から十数万円まで幅広く、スペックの数字だけ見ても実際の使い勝手はなかなか想像しにくいものです。容量が足りないと夜中に電源が切れてしまいますし、逆に大きすぎると「こんなにいらなかった…」となりがちです。
そこで今回取り上げるのが、AFERIY Nomad1800(P180)というポータブル電源です。
容量は1024Wh、出力は1800W。車中泊やキャンプ、災害時のバックアップ電源として使えるスペックを持ちながら、価格は同クラスの製品よりかなり抑えられています。
ただし、数字だけ見て判断するのは少し危険です。ポータブル電源は「容量」「出力」「電池の種類」「充電速度」など、いくつかのポイントを合わせて見ないと、本当に自分に合うかどうかが分かりません。
実際の車中泊を想定しながら、
- どの家電が使えるのか
- 1泊〜2泊の電力は足りるのか
- メリットとデメリット
- どんな人に向いているのか

こういった点を順番に見ていくと、このポータブル電源の立ち位置がかなりハッキリしてきます。
車中泊用の電源を探している人にとって、判断材料になるポイントをひとつずつ整理していきます🙂
AFERIY Nomad1800とは?基本スペック
まずは、このポータブル電源がどんなモデルなのかを整理しておきます。スペックを一度俯瞰しておくと、その後の話がかなり理解しやすくなります。
AFERIY Nomad1800は、容量1024Wh、定格出力1800Wのポータブル電源です。車中泊・キャンプ・停電対策などを想定した中〜上位クラスのモデルになります。
主要スペックをまとめると次の通りです。
AFERIY Nomad1800
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 容量 | 1024Wh |
| 定格出力 | 1800W(瞬間最大3600W) |
| バッテリー | リン酸鉄リチウムイオン(LiFePO4) |
| サイクル寿命 | 約4000回(容量80%維持) |
| 重量 | 約11.6kg |
| 充電時間 | AC:約1.5時間 |
| AC出力 | 4ポート |
| USB | USB-A / USB-C(PD最大140W) |
ポイントになるのは次の3つです。
- 容量1024Wh → 車中泊で使いやすいサイズ
- 出力1800W → 家電が動かせるクラス
- LiFePO4電池 → 長寿命で安全性が高い
特に最近のポータブル電源はLiFePO4(リン酸鉄リチウム電池)が主流になっています。これは電気自動車でも採用されることがあるバッテリーで、従来のリチウム電池よりも次のような特徴があります。
- 発火リスクが低い
- 充放電回数が多い
- 長期間使える
Nomad1800の場合、約4000回の充放電が可能とされています。仮に週に3回使ったとしても、単純計算で10年以上使えるレベルになります。
さらに注目したいのが1800Wの出力です。
ポータブル電源には「容量」と「出力」という2つの数字がありますが、初心者の方はここを混同しやすいポイントです。
- Wh(ワットアワー) → どれだけ長く使えるか
- W(ワット) → どれだけ強い電力を出せるか
つまりNomad1800は、
- 電力を長く使える容量
- 電子レンジなどを動かせる強い出力
この両方をバランスよく持っているモデルと言えます。

では、この1024Whという容量は実際の車中泊でどのくらい使えるのか。次はそこを具体的に見ていきましょう。
車中泊ではどこまで使える?1024Whの実際の電力
ポータブル電源を選ぶとき、多くの人が最初につまずくのが「容量の数字のイメージが湧かない」というポイントです。
1024Whと言われても、「それって一晩もつの?」「電子レンジは使えるの?」と疑問になりますよね。
ここでは、車中泊でよく使う家電を例にして、実際にどのくらい使えるのかを具体的に見ていきます。
車中泊でよく使う家電の消費電力
| 家電 | 消費電力 | 用途 |
|---|---|---|
| 電気毛布 | 30〜60W | 冬の車中泊 |
| 車載冷蔵庫 | 40〜60W | 食材・飲み物の保存 |
| ノートPC | 50〜100W | 仕事・動画視聴 |
| 炊飯器 | 300〜500W | ご飯を炊く |
| 電子レンジ | 1000W前後 | 温め調理 |
この消費電力をもとに、1024Whでどれくらい使えるのかを計算してみます。
実際に使える時間の目安
ポータブル電源は、インバーター変換によるロスがあるため、実際に使える電力は約80〜90%程度になります。
つまりNomad1800の場合、実効容量はおおよそ次のイメージです。
1024Wh × 約0.85 ≒ 約870Wh
この数値をもとに、使用時間の目安を出すと次のようになります。
| 家電 | 使用時間の目安 |
|---|---|
| 電気毛布(40W) | 約20時間 |
| 車載冷蔵庫(50W) | 約16時間 |
| ノートPC(60W) | 約14時間 |
| 炊飯器(500W) | 約1.5時間 |
実際の車中泊では、これらを同時に使うことが多いので、もう少し現実的な例も見てみます。
車中泊1泊のリアルな電力例
- 電気毛布:40W × 8時間 = 320Wh
- 車載冷蔵庫:50W × 10時間 = 500Wh
- スマホ充電:20Wh
合計すると、
約840Wh
このくらいの使い方なら、Nomad1800の容量でもほぼ1泊は問題なく対応できる計算になります。
もちろん外気温や冷蔵庫の設定温度などで消費電力は変わりますが、目安としては
- ライトな車中泊 → 1〜2泊
- 冷蔵庫+電気毛布 → 1泊
このあたりが現実的なラインです。
ここまでで分かる通り、1024Whという容量は車中泊用ポータブル電源としてかなり使いやすいサイズと言えます。
ただし、容量だけでなくもう一つ大事なのが出力(W)です。

次は、このNomad1800の1800W出力がどれくらい意味のあるスペックなのかを見ていきます。
1800W出力は本当に必要?車中泊電源の判断基準
ポータブル電源のスペックを見るとき、多くの人がまず容量(Wh)に目がいきます。でも実際に使ってみると、「出力(W)」も同じくらい重要だと気づくことが多いんです。
理由はシンプルで、出力が足りないと家電が動かないからです。容量がどれだけ大きくても、瞬間的に必要な電力を出せなければ使えない家電が出てきます。
車中泊で使う家電の出力目安
| 家電 | 必要な出力の目安 |
|---|---|
| スマホ充電 | 10〜30W |
| ノートPC | 60〜100W |
| 電気毛布 | 40〜80W |
| 車載冷蔵庫 | 50〜100W |
| 炊飯器 | 300〜500W |
| 電子レンジ | 900〜1200W |
| 電気ケトル | 1000〜1200W |
この表を見ると分かる通り、スマホやノートPCだけなら100W程度でも十分です。でも車中泊で料理をしようとすると、話は変わってきます。
- 電子レンジ
- 電気ケトル
- 炊飯器
こうした家電は、1000W前後の出力が必要になります。
つまりポータブル電源の出力が1000W未満だと、これらの家電はそもそも動かせません。容量がいくら大きくても、出力不足で使えない…というケースは意外と多いんです。
車中泊用ポータブル電源の出力目安
| 出力 | 用途 |
|---|---|
| 300Wクラス | スマホ・ライト・PC中心 |
| 500〜700W | 電気毛布・小型家電 |
| 1000W以上 | 炊飯器・電子レンジ |
| 1500W以上 | ほとんどの家庭用家電 |
この基準で見ると、Nomad1800の1800W出力はかなり余裕のあるスペックです。
例えば次のような使い方も現実的になります。
- 電子レンジで食事を温める
- 電気ケトルでお湯を沸かす
- 炊飯器でご飯を炊く
つまり、車中泊でも家に近い生活スタイルを作りやすくなるんですね。
もちろん出力が高いポータブル電源は、そのぶん価格や重量も上がる傾向があります。ただNomad1800の場合は、同クラスの製品と比べると比較的手の届きやすい価格帯なのが特徴です。
容量1024Whと1800W出力の組み合わせは、車中泊用ポータブル電源としてはかなりバランスの良いスペックと言えます。

では次に、このNomad1800を実際に使うとどんなメリットがあるのか、具体的なポイントを見ていきましょう。
AFERIY Nomad1800のメリット
ここからは、AFERIY Nomad1800を実際の車中泊目線で見たときのメリットを整理していきます。
スペック表だけを見ると「よくある1000Whクラスのポータブル電源」に見えるかもしれませんが、実際にはいくつか強みがあります。
特に大きいポイントは次の4つです。
① コストパフォーマンスが高い
まず一番分かりやすいメリットが価格の安さです。
同じ1000Whクラスのポータブル電源だと、有名ブランドでは次のような価格帯になることが多いです。
| メーカー | 容量 | 価格帯 |
|---|---|---|
| Jackery | 約1000Wh | 10万〜15万円 |
| EcoFlow | 約1000Wh | 10万〜14万円 |
| Anker | 約1000Wh | 10万〜13万円 |
それに対してNomad1800は、セール時には5万円台になることもあり、この容量クラスとしてはかなり手が届きやすい価格です。
もちろん価格だけで判断するのは危険ですが、スペックと保証を考えると、コスパの高さはかなり魅力的と言えます。
② 急速充電がかなり速い
ポータブル電源は「充電時間」が意外とストレスになります。
古いモデルだと
- フル充電まで6〜8時間
- 一晩かかる
ということも珍しくありませんでした。
Nomad1800はAC充電で約1.5時間程度とされており、このクラスとしてはかなり速い部類です。
例えばこんな場面で便利です。
- 出発前に急いで充電する
- キャンプ場の電源サイトで充電する
- 帰宅後すぐ満充電にする
ポータブル電源は「使いたいときに充電が終わっているか」が重要なので、充電速度は見落とされがちですが大事なポイントです。
③ LiFePO4バッテリーで寿命が長い
Nomad1800はリン酸鉄リチウム電池(LiFePO4)を採用しています。
この電池の特徴は主に次の3つです。
- 発火リスクが低い
- 充放電回数が多い
- 長期間使える
Nomad1800の場合、約4000回の充放電が可能とされています。
仮に週2回使ったとしても、
約20年以上相当のサイクル数
になる計算です。
もちろん実際には劣化や使用環境もあるためそこまで単純ではありませんが、少なくとも従来のリチウム電池(NMC)よりは長く使える可能性が高いと言えます。
④ 静音性が高く車中泊でも使いやすい
車中泊では動作音も重要です。
ポータブル電源は内部に冷却ファンがあるため、負荷が高くなるとファンが回ります。
モデルによっては
- ファン音が大きい
- 寝るときに気になる
ということもあります。
Nomad1800は低負荷時の動作音が30dB前後と言われており、静かな部屋レベルの音量です。
つまり
- 電気毛布
- スマホ充電
- ノートPC
この程度の使用なら、車内でも比較的静かに使える可能性が高いです。
こうした点を総合すると、Nomad1800は「車中泊用の実用電源」としてかなりバランスが取れているモデルと言えます。
ただし、もちろん良い点だけではありません。

次は、購入前に知っておいた方がいいデメリットや注意点も正直に見ていきます。
AFERIY Nomad1800のデメリット
ここまで見るとかなり優秀なポータブル電源に見えますが、もちろん完璧な製品ではありません。
実際に購入を検討するなら、次のポイントは事前に理解しておいた方が安心です。
① バッテリー容量の拡張ができない
最近のポータブル電源には、拡張バッテリー(エクストラバッテリー)を接続して容量を増やせるモデルがあります。
例えば、
- 1000Wh → 2000Wh
- 1000Wh → 3000Wh
のように容量を増やすことができます。
Nomad1800はこの拡張バッテリー機能には対応していません。
つまり容量は1024Wh固定になります。
車中泊1〜2泊程度なら問題ありませんが、
- 長期キャンプ
- オフグリッド生活
- 電源を大量に使う用途
こういった使い方を想定している場合は、拡張可能モデルの方が向いている可能性があります。
② ポート配置が前後に分かれている
Nomad1800は少し珍しいレイアウトになっています。
- 前面:ディスプレイ / USB / DC
- 背面:ACコンセント
つまり前と後ろにケーブルが分かれる構造です。
メリットとしては、
- ケーブルが整理しやすい
という点があります。
ただし設置場所によっては
- 後ろのACが見えにくい
- 配線がやや複雑になる
と感じる人もいるかもしれません。
車中泊では荷物スペースが限られるため、設置位置は少し意識した方が使いやすくなります。
③ 完全な防水・防塵仕様ではない
Nomad1800は一般的なポータブル電源と同様、完全防水ではありません。
そのため、
- 雨ざらしの屋外
- 砂埃が多い環境
での使用には注意が必要です。
キャンプや車中泊で使う場合は、
- 車内で使う
- タープの下に置く
- 収納ボックスを使う
といった基本的な対策をしておくと安心です。
④ 重量はそれなりにある
Nomad1800の重量は約11.6kgです。
このクラスとしては比較的軽い方ですが、それでも片手で気軽に持ち運ぶ重さではありません。
イメージとしては、
- 2Lペットボトル × 約6本
くらいの重量です。
頻繁に持ち運ぶ場合は少し重さを感じるかもしれませんが、車中泊用途なら車内に常設するケースが多いため、大きなデメリットになることは少ないでしょう。
こうした注意点はあるものの、価格と性能のバランスを考えると実用性はかなり高いモデルです。

次は、「そもそもAFERIYというメーカーは信頼できるのか?」という気になるポイントを見ていきます。
AFERIYは安全?新興メーカーの信頼性
ポータブル電源を選ぶとき、スペックや価格以上に気になるのが「メーカーの信頼性」ではないでしょうか。
特にAFERIYのような比較的新しいブランドだと、
- 聞いたことがないメーカーだけど大丈夫?
- 安すぎて逆に不安…
- バッテリーは安全なの?
こう感じる人も多いと思います。
まず前提として、ポータブル電源市場はここ数年でかなり状況が変わっています。
以前は
- Jackery
- EcoFlow
- BLUETTI
といった大手ブランドが中心でした。
しかし現在は、バッテリー技術や製造体制が広く普及したことで、新しいメーカーでも高性能な製品を作れる環境が整っています。
ポータブル電源の安全性を決めるポイント
実はポータブル電源の安全性は、ブランド名よりも内部構造で判断できる部分が多いです。
特に重要なのが次の3つです。
- バッテリーの種類
- BMS(バッテリー管理システム)
- 保証期間
① LiFePO4バッテリー
Nomad1800はリン酸鉄リチウム電池(LiFePO4)を採用しています。
この電池は現在のポータブル電源で主流になっているタイプで、従来のリチウム電池と比べて次の特徴があります。
- 発火リスクが低い
- 熱に強い
- 寿命が長い
最近のポータブル電源の安全性が大きく向上した理由の一つが、このLiFePO4電池の普及です。
② BMS(バッテリー管理システム)
BMSとは、バッテリーを安全に管理するための電子制御システムです。
主に次のような保護機能があります。
- 過充電保護
- 過放電保護
- 過熱保護
- 過電流保護
- ショート保護
この仕組みがあることで、異常な状態になる前に自動的に電源を遮断する仕組みになっています。
③ 7年間の長期保証
AFERIY Nomad1800の特徴の一つが最大7年保証です。
一般的なポータブル電源は
- 2年保証
- 3年保証
程度が多いので、7年保証はかなり長い部類です。
もちろん保証が長いから絶対安全というわけではありませんが、メーカーとして長期使用を想定している製品であることは分かります。
つまりAFERIYは「超有名ブランド」というわけではありませんが、
- LiFePO4バッテリー
- BMS安全設計
- 長期保証
といった基本的な安全要素はしっかり押さえているポータブル電源と言えます。

では、このNomad1800は他のポータブル電源と比べてどの位置にあるのか。次は人気モデルと簡単に比較してみます。
他メーカーの1000Whクラスと比較
ポータブル電源を選ぶとき、多くの人が迷うのが「結局どれがいいの?」という点です。
1000Whクラスは車中泊やキャンプ用途で一番人気の容量帯なので、各メーカーから似たスペックのモデルがたくさん出ています。
ここでは代表的なモデルとNomad1800を簡単に比較してみます。
| モデル | 容量 | 出力 | 電池 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| AFERIY Nomad1800 | 1024Wh | 1800W | LiFePO4 | コスパが高い |
| Jackery 1000 New | 1070Wh | 1500W | LiFePO4 | ブランド力が高い |
| Anker Solix C1000 | 1056Wh | 1800W | LiFePO4 | アプリ機能が充実 |
| DJI Power 1000 | 1024Wh | 2200W | LiFePO4 | 超高速充電 |
このクラスのポータブル電源は、実は容量がほぼ同じです。
つまり差が出るのは主に次のポイントになります。
- 価格
- 充電速度
- アプリ機能
- ブランド信頼性
例えばJackeryはポータブル電源の代表的ブランドで安心感がありますが、価格はやや高めです。
Ankerはスマートフォン周辺機器で有名なメーカーで、アプリや操作性の完成度が高いと言われています。
DJIはドローンメーカーとして有名で、最近は非常に速い充電速度を特徴にしています。
それに対してNomad1800の立ち位置はかなり分かりやすく、
「性能は同クラス、価格はかなり安い」
というタイプです。
つまり
- ブランド重視 → Jackery
- 機能重視 → Anker
- 充電速度重視 → DJI
- コスパ重視 → AFERIY
こんなイメージで考えると分かりやすいです。
1000Whクラスは車中泊用ポータブル電源として最もバランスが良い容量なので、どのメーカーを選んでも大きく失敗することは少ないです。

ただし「どんな使い方をするか」で、向いているモデルは少し変わってきます。
ここまでのポイント整理|車中泊用ポータブル電源としての評価
ここまでの内容を一度まとめておきます。ポータブル電源はスペックが多くて迷いやすいので、ポイントを整理すると判断しやすくなります。
AFERIY Nomad1800の特徴をシンプルにまとめると次の通りです。
- 容量:1024Wh(車中泊1泊〜2泊の目安)
- 出力:1800W(電子レンジ・炊飯器も対応)
- 電池:LiFePO4(長寿命・安全性が高い)
- 充電:約1.5時間でフル充電
- 価格:同クラスより比較的安い
つまり、このポータブル電源は
「容量・出力・価格のバランスが良い1000Whクラス電源」
という位置づけになります。
車中泊用途との相性
特に車中泊用途では、次の3つが重要です。
- 夜間に電源が持つ容量
- 調理家電を動かせる出力
- 車内で扱いやすいサイズ
Nomad1800はこの条件を比較的きれいに満たしています。
例えば次のような使い方は現実的です。
- 電気毛布を一晩使用
- 車載冷蔵庫を稼働
- スマホやPCの充電
- 電子レンジで簡単な調理
このあたりができると、車中泊の快適さはかなり変わります。
逆に向いていない用途
一方で、次のような用途には少し向かない可能性があります。
- 長期オフグリッド生活
- 3泊以上の電源生活
- 電動工具の常用
理由は単純で、Nomad1800は拡張バッテリーに対応していないからです。
つまり容量は1024Whが上限になります。
ただし車中泊用途では、むしろ1000Whクラスが一番バランスが良い容量と言われることが多いです。
- 容量が十分ある
- 重量が重すぎない
- 価格も現実的
こうした理由から、多くの車中泊ユーザーがこのクラスを選んでいます。

では次に、ポータブル電源を選ぶときに初心者がよく勘違いするポイントを整理していきます。
よくある誤解|ポータブル電源で勘違いされやすいポイント
ポータブル電源を調べ始めると、スペック表にいろいろな数字が出てきます。
Wh、W、サイクル寿命、インバーター効率など…。これらの意味が分かりにくいと、スペックだけ見て判断を間違えることもあります。
ここでは、ポータブル電源を選ぶときに特に多い「よくある誤解」を整理しておきます。
誤解①:容量(Wh)が大きければ何でも動く
これはかなり多い勘違いです。
ポータブル電源には次の2つの数字があります。
- Wh(ワットアワー) → どれくらい長く使えるか
- W(ワット) → どれくらい強い電力を出せるか
たとえば、容量が大きくても出力が小さいと電子レンジは動きません。
逆に出力が大きくても容量が小さいと、すぐ電池がなくなります。
Nomad1800の場合は
- 容量:1024Wh
- 出力:1800W
なので、長く使える容量と強い出力のバランスが取れているタイプです。
誤解②:1024Whあれば1024Whそのまま使える
実際にはそうではありません。
ポータブル電源はACコンセントを使うときに、内部のインバーターで電気を変換しています。このとき少しエネルギーが失われます。
そのため実際に使える電力は
容量の約80〜90%
になるのが一般的です。
Nomad1800の場合も、実際に使える電力はおおよそ
約800〜880Wh程度
と考えておくと現実に近いです。
誤解③:ポータブル電源は災害用だけ
以前は「非常用電源」というイメージが強かったのですが、最近は使い方がかなり広がっています。
例えば次のような用途です。
- 車中泊
- キャンプ
- DIY作業
- 屋外イベント
- 停電対策
特に車中泊では、ポータブル電源があるだけで快適さが大きく変わります。
電気毛布が使えるだけでも冬の車中泊はかなり楽になりますし、冷蔵庫があると食事の自由度も上がります。
誤解④:LiFePO4バッテリーは重すぎる
リン酸鉄リチウム電池(LiFePO4)は確かに従来のリチウム電池より重量が増える傾向があります。
ただし最近のモデルは設計が進化していて、重量差はそこまで大きくありません。
Nomad1800も容量1024Whで約11.6kgなので、このクラスとしては標準的な重さです。
それよりもメリットとして
- 寿命が長い
- 発火リスクが低い
- 充放電回数が多い

といった安全性の高さがあるため、現在のポータブル電源ではむしろ主流になっています。
AFERIY Nomad1800はどんな人におすすめ?向いている人・向いていない人
ポータブル電源はスペックだけで選ぶよりも、「自分の使い方に合うか」で判断する方が失敗しにくいです。
ここでは、AFERIY Nomad1800が向いている人と、あまり向いていない人を整理してみます。
向いている人
まず、このポータブル電源が特に合うのは次のような人です。
- 車中泊を快適にしたい
- 1000Whクラスの電源をコスパ良く買いたい
- 電子レンジや炊飯器を使いたい
- 停電時のバックアップ電源が欲しい
特に車中泊ユーザーとの相性はかなり良いです。
例えば次のような使い方ができます。
- 冬の車中泊で電気毛布を使う
- 車載冷蔵庫を一晩動かす
- スマホやノートPCを充電する
- 電子レンジで食事を温める
このあたりができると、車中泊の快適度はかなり変わります。
容量1024Whと出力1800Wは、まさに車中泊で使いやすいバランスなんですね。
さらに価格も比較的抑えられているため、
「初めての1000Whクラス電源」
としても選びやすいモデルです。
あまり向いていない人
一方で、次のような用途だと別のポータブル電源の方が合う可能性もあります。
- 長期間のオフグリッド生活
- 3泊以上のキャンプ
- 電動工具をメインに使う
理由はシンプルで、Nomad1800は容量拡張ができないモデルだからです。
最近の大型ポータブル電源には、追加バッテリーを接続して容量を増やせるタイプもあります。
例えば
- 1000Wh → 2000Wh
- 1000Wh → 3000Wh
といった使い方が可能です。
Nomad1800は容量が1024Wh固定なので、長期の電源生活には少し物足りないかもしれません。
ただし車中泊用途では、逆にこのクラスが一番扱いやすいことも多いです。
- 容量は十分
- 重量も重すぎない
- 価格も現実的

こうしたバランスを考えると、Nomad1800は「車中泊・キャンプ・停電対策」向けの実用電源という位置づけになります。
まとめ|「車中泊用ポータブル電源としてかなりバランスが良いモデル」
ここまで見てきた内容をまとめると、AFERIY Nomad1800は車中泊用途をかなり意識して設計されたポータブル電源と言えます。
特に評価しやすいポイントは次の3つです。
- 1024Whの容量で車中泊1泊〜2泊に対応
- 1800W出力で電子レンジや炊飯器も使用可能
- LiFePO4電池で長寿命かつ安全性が高い
このクラスのポータブル電源は、実際に使ってみると「ちょうどいい」と感じる人が多い容量帯です。
- 電気毛布を一晩使用
- 車載冷蔵庫を稼働
- スマホやPCを充電
- 電子レンジで簡単な食事
このあたりの使い方ができると、車中泊の快適さはかなり変わります。
もちろん注意点もあります。
- 容量拡張はできない
- 完全防水ではない
- 重量は約11kg
ただし、同クラスのポータブル電源と比べると価格が抑えられているため、コストパフォーマンスを重視する人にはかなり魅力的な選択肢になります。
車中泊用ポータブル電源を選ぶときは、次の3つを基準にすると失敗しにくいです。
- 容量(Wh)
- 出力(W)
- バッテリー種類(LiFePO4)
Nomad1800はこの3つのバランスが良く、初めての1000Whクラス電源としても選びやすいモデルです。
AFERIY Nomad1800
車中泊やキャンプの電源選びで迷っている人は、容量・出力・価格のバランスという視点で一度比較してみると、自分に合うモデルが見えてきます。
よくある質問
- Q車中泊1泊なら電力は足りますか?
- A
使い方にもよりますが、一般的な車中泊なら1泊は十分対応できるケースが多いです。
例えば次のような使い方です。
- 電気毛布:40W × 8時間
- 車載冷蔵庫:50W × 10時間
- スマホ充電
- LEDライト
このくらいの消費電力なら、Nomad1800の容量(1024Wh)でも比較的余裕があります。
ただし冬場の冷蔵庫設定や、電子レンジなど高出力の家電を頻繁に使う場合は消費電力が増えるため、実際の使用環境によって前後します。
- Q電子レンジや炊飯器は使えますか?
- A
Nomad1800は1800Wの定格出力があるため、多くの家庭用電子レンジや炊飯器を動かせる可能性があります。
目安としては次の通りです。
- 電子レンジ:700〜1000Wクラス
- 炊飯器:300〜500W
- 電気ケトル:1000〜1200W
ただし家電によっては起動時に大きな電力(突入電流)が必要になる場合があります。
そのため使用する家電の消費電力を事前に確認しておくと安心です。
- Qポータブル電源の寿命はどれくらいですか?
- A
Nomad1800はリン酸鉄リチウム電池(LiFePO4)を採用しており、約4000回の充放電サイクルが目安とされています。
例えば週2回使うと仮定すると、
10年以上相当
のサイクル数になります。
もちろん実際の寿命は使用環境や充電方法によって変わりますが、従来のリチウム電池よりも長期間使える可能性が高いバッテリーです。









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