ツーリングで「会話しながら走れたらいいのに」と思ったこと、ありませんか?
ナビの音声を聞きながら、仲間と話したり音楽を楽しんだり…そんな便利なアイテムがバイク用インカムです。
ただ、いざ選ぼうとするとこんな悩みが出てきます。
- 「安いインカムってちゃんと使えるの?」
- 「SENAとかB+COMは高すぎる…」
- 「結局どれを選べば失敗しないの?」
そんな中で最近よく見かけるのが「ASMAX F1 / F1 Pro」。
価格は抑えめなのに、メッシュ通信や音声操作など、いわゆる“上位機能”がしっかり入っているのが特徴です。
とはいえ、気になるのはやっぱり「本当に使えるのか?」というところですよね。
実際に使ってみると、これは正直かなり評価が分かれるタイプのインカムです。
ハマる人には「これで十分すぎる」と感じる一方で、用途によっては「ちょっと合わないかも…」となるポイントもあります。
そのあたりも含めて、
・どんな人に向いているのか
・どこで後悔しやすいのか
・F1とF1 Proはどっちを選ぶべきか
をしっかり整理していきますね。
ASMAX F1 / F1 Proは買い?結論と選び方
結論|コスパ最強だが用途で評価が分かれる
結論から言うと、ASMAX F1 / F1 Proは「価格に対して性能がかなり高いインカム」です。
特に「初めてインカムを使う人」や「コスパ重視の人」にはかなり魅力的な選択肢になります。
ただし、どんな使い方でも満足できるわけではありません。
ここを間違えると「思ってたのと違う…」になりやすいポイントです。
- F1 → とにかく安くインカムを使いたい人向け
- F1 Pro → 音質・通信距離・快適性を重視したい人向け
逆に言うと、タンデム中心や大人数での安定性を最優先する場合は注意が必要です。
このあたりは後半でしっかり解説していきますね。
選び方の判断基準
迷ったときは、次の3つで判断するとほぼ失敗しません。
- ① ソロ or グループ
→ ソロや少人数ならF1で十分
→ 4人以上で使うならProの方が安心 - ② 音質をどこまで求めるか
→ 音楽も重視するならPro(45mmスピーカー)
→ 通話メインならF1でも問題なし - ③ 予算
→ とにかく安く済ませたいならF1
→ 後悔したくないならPro

個人的な感覚でいうと、
「迷ったらProを選んでおけば安心」というタイプです。
ASMAX F1 / F1 Proの違いを比較
ASMAX F1
ASMAX F1 Pro
スペック比較
| 項目 | F1 | F1 Pro |
|---|---|---|
| 通信人数 | 最大10人 | 最大10〜16人 |
| 通信距離 | 約1.2〜1.8km | 約3km |
| スピーカー | 40mm | 45mm |
| バッテリー | 1250mAh | 1350mAh |
| 磁気マウント | あり | あり(自動電源ON/OFF) |
数字だけ見ると似ていますが、実際に使うと「体感差」は意外としっかりあります。
通信性能の違い
まず分かりやすいのが通信人数と距離です。
- F1 → 少人数向け(〜3人くらいが快適)
- F1 Pro → グループツーリング向け
特にツーリング中は、信号待ちやカーブで距離がバラけやすいですよね。
そのときに通信距離の余裕=安定性に直結します。
目安としてはこんな感じです。
- ソロ〜2人 → F1で十分
- 3〜5人 → どちらでもOK
- 5人以上 → Pro推奨
このラインを超えると、F1は「途切れやすい」と感じる場面が出てきます。
音質の違い
音質はスピーカーサイズの差がそのまま体感に出ます。
- F1 → 普通にクリア(通話には十分)
- F1 Pro → 低音がしっかり出る
例えば高速道路を走っていると、風切り音で低音が消えやすいんですよね。
このとき、Proのほうが「ちゃんと音楽が聞こえる」と感じやすいです。
音楽をよく聴く人は、この差はかなり重要になります。
使い勝手の違い
地味だけど満足度に直結するのがここです。
- F1 → 手動で電源ON/OFF
- F1 Pro → 取り外すと自動で電源OFF
休憩でヘルメットを脱ぐとき、
「外したら電源も切れる」というのは想像以上にラクです。

こういう細かい部分は、使い続けるほど差を感じますね。
ASMAX F1の実機レビュー
取り付け|磁気マウントは想像以上にラク
ヘルメットへの取り付け自体は一般的なクランプ式と同じですが、ASMAX F1の特徴は本体の着脱がワンタッチなところです。
磁気マウントなので、本体を近づけると「パチッ」と吸着します。
この動作、最初はちょっとおもちゃっぽく感じるんですが…使い始めると戻れなくなります🙂
- 休憩のたびに外せる → 盗難対策になる
- グローブしたままでも着脱できる
- 無理に引っ張る必要がない
コンビニ休憩のときにサッと外してポケットに入れる、という流れが自然にできるのはかなり便利です。
音質|通話重視なら十分、音楽重視ならやや物足りない
音質は「価格を考えればかなり優秀」というのが正直な感想です。
実際に使ってみるとこんな印象です。
- 中高音 → クリアで聞き取りやすい
- 低音 → やや弱め
ナビ音声や会話はしっかり聞こえますし、街乗りレベルなら音楽も普通に楽しめます。
ただ、高速道路に入ると風切り音で低音が消えやすく、「ちょっと軽い音だな」と感じることがあります。
判断の目安としては、
- 通話・ナビ中心 → F1でOK
- 音楽メイン → Proの方が満足度高い
この差は、使い方次第で評価が大きく変わるポイントです。
通話品質|実用レベルだが“無音”ではない
ENC(ノイズキャンセリング)がしっかり効いているので、走行中でも会話は普通に成立します。
ただしここで注意したいのが、「風の音が完全に消えるわけではない」という点です。
例えばこんな状況だと差が出ます。
- フルフェイス+街乗り → かなりクリア
- ジェットヘル+高速 → 多少ノイズあり
つまり「環境によって変わる」部分なので、過度な期待はしない方がいいです。
操作性|音声操作は便利だけど慣れが必要
「Hi MAX」と呼びかけることで操作できる音声コントロールも搭載されています。
実際の使用感はこんな感じです。
- 音量調整 → 便利
- 音楽操作 → 慣れると楽
- 認識精度 → 完璧ではない

最初は「反応しない?」と感じることもありますが、発音やタイミングに慣れてくると普通に使えるようになります。
ボタン操作と併用するのが現実的ですね。
メリットまとめ
コスパが圧倒的に高い
まず一番大きな魅力はここです。
メッシュ通信やデュアルチップなど、本来なら高価格帯に入る機能がこの価格で使えるのはかなり強いです。
実際、同じような機能を大手ブランドで揃えようとすると、
- 3万円〜5万円台が当たり前
それに対してF1は1万円台から使えるので、初めてのインカムとしてのハードルがかなり低いです。
メッシュ通信でグループツーリングが快適
メッシュ通信の良いところは「自動でつながること」です。
従来のBluetooth接続だと、
- 1台ずつペアリング
- 接続順を気にする
といった手間がありましたが、メッシュだとボタン操作だけで一気につながります。
ツーリング出発前の「設定でグダる時間」が減るのはかなり大きいです。
磁気マウントが便利すぎる
使ってみると一番「これいいな」と感じるのがここです。
- 取り外しが一瞬
- 落とすリスクが低い
- 盗難対策になる
例えばコンビニ休憩のとき、わざわざ外すのが面倒だとそのままにしがちですが、
磁気マウントなら「外すのが当たり前」になります。
結果的に、紛失や盗難リスクも減らせます。
音楽と通話が同時に使える
デュアルチップのおかげで、
- 音楽を聴きながら
- ナビ音声を聞きつつ
- 会話もできる
という状態が自然に成立します。
これ、ツーリング中だとかなり快適です。
ナビの指示を聞き逃さず、会話も途切れないのでストレスが減ります。
アップデートで改善され続ける
専用アプリ経由でファームウェア更新ができるので、
購入後も機能改善や不具合修正が入るのが特徴です。

この価格帯だと「買って終わり」な製品も多い中で、
後から良くなっていく可能性があるのは安心材料のひとつです。
デメリットと注意点
音声遅延が発生する
ASMAX F1 / F1 Proで一番注意したいのが音声の遅延です。
メッシュ通信の仕組み上、どうしても処理が入るため、
- 約0.3秒〜0.5秒
- 環境によっては1秒前後
の遅れが発生することがあります。
この遅延、最初は「ちょっとズレるな」くらいなんですが、
近い距離で会話すると違和感が出やすいです。
判断基準としては、
- ソロツーリング → ほぼ気にならない
- 仲間と距離がある → 問題なし
- 至近距離(タンデム) → 違和感あり
このラインを知っておくだけで、失敗はかなり減ります。
タンデム用途にはあまり向かない
特に注意したいのがここです。
タンデム(2人乗り)だと、
- 直接の声
- インカムの音声
この2つが同時に聞こえるため、
エコーのような違和感が出やすくなります。
これがストレスになる人は意外と多いです。
なので、
- タンデム中心 → 他モデルを検討
- ソロ・ツーリング中心 → 問題なし
この使い分けが重要になります。
アプリの使い勝手にクセがある
専用アプリ「ASMAX WORLD」は便利ではあるんですが、
正直なところ完成度は高くありません。
- 一部英語表示が残っている
- 日本語が少し不自然
- 初期設定が分かりにくい
特に初回のペアリングや設定で戸惑う人は多い印象です。
ここは「慣れれば問題ないけど、最初は少し面倒」と考えておくと安心です。
他社インカムとの接続に制限がある
ユニバーサルペアリングで他社製インカムと接続はできますが、
完全な互換性があるわけではありません。
具体的には、
- メッシュ通信は基本的に同一メーカーのみ
- 他社接続はBluetooth扱いになる
- 接続手順がやや複雑
つまり、周りの仲間がすでに
- SENA
- B+COM
などで統一されている場合は、
合わせた方がストレスが少ないです。

ここは購入前に必ず確認しておきたいポイントですね。
他社インカムとの比較
SENA・B+COMとの違い
バイク用インカムといえば、やっぱり定番はSENAやB+COMですよね。
この2つと比べたときに、ASMAXの立ち位置はかなり分かりやすいです。
| 項目 | ASMAX F1 / Pro | SENA / B+COM |
|---|---|---|
| 価格 | 安い(1〜3万円) | 高い(3〜5万円) |
| 通信安定性 | やや不安定な場面あり | 非常に安定 |
| ユーザー数 | まだ少なめ | 圧倒的に多い |
| 操作性 | ややクセあり | 完成度が高い |
一言でまとめると、
- ASMAX → コスパ重視
- SENA / B+COM → 安定性重視
この違いになります。
どっちを選ぶべきか
ここはかなり重要な判断ポイントです。
まず大前提として、
- ツーリング仲間が使っているメーカーに合わせる
これが一番失敗しない選び方です。
理由はシンプルで、
同じメーカー同士が一番スムーズにつながるからです。
そのうえで判断すると、
- 仲間がバラバラ or ソロ中心 → ASMAXでOK
- 仲間がSENA / B+COM → 同じメーカー推奨
この考え方でほぼ間違いありません。
他インカムとの比較レビュー
他のインカムも気になる場合は、こちらも参考になります。



同じ価格帯でも特徴がかなり違うので、比較してみると自分に合うモデルが見えてきますよ。
おすすめな人・おすすめしない人
おすすめな人
ASMAX F1 / F1 Proがハマるのは、こんなタイプの人です。
- コスパ重視で選びたい人
→ とにかく「安く高機能」を求めるならかなり有力な選択肢です - ソロ〜少人数ツーリングがメインの人
→ 2〜3人くらいなら快適に使えます - 音楽やナビを快適に使いたい人
→ デュアルチップのおかげで同時利用がスムーズです - インカム初心者
→ 初めてでも「とりあえずこれでOK」と言えるバランスです
特に「初めて買うインカムで失敗したくないけど、高いのはちょっと…」という人にはかなり合っています。
おすすめしない人
逆に、次のような使い方を考えている人は注意が必要です。
- タンデムでの会話がメインの人
→ 遅延の影響で違和感が出やすいです - 大人数ツーリングを頻繁にする人
→ 接続の安定性は大手の方が安心です - 機械操作が苦手な人
→ 初期設定やアプリ操作に少しクセがあります - 周りがすでに特定メーカーで統一されている人
→ 接続トラブルを避けるため同じメーカー推奨です
ここで大事なのは、「性能が悪いわけではない」ということです。

用途に合えば最高のコスパ、合わなければストレスになる
この差がはっきり出る製品なので、自分の使い方と照らし合わせるのがポイントですね。
初心者が勘違いしやすいポイント
メッシュ通信は遅延ゼロではない
「メッシュ通信=最新=遅延なし」と思われがちですが、実際はそうではありません。
メッシュ通信は、複数の端末をつなぎながらデータを中継していく仕組みです。
そのためどうしても処理時間が発生=わずかな遅延が出るという特徴があります。
特に距離が近い状態(タンデムなど)では、
- 直接の声
- インカムの音声
この2つがズレて聞こえるため違和感につながります。
つまり、メッシュ通信は便利だが万能ではないという理解が大切です。
通信距離は常に最大値ではない
「最大3km」といった表記を見ると、その距離で普通に使えるイメージを持ちやすいですよね。
ですが実際は、
- 建物がある
- カーブが多い
- 信号で距離が開く
こういった環境で通信距離はかなり短くなります。
体感としては、
- 市街地 → 数百m程度
- 見通しの良い直線 → 表記に近い距離
くらいに考えておくとズレが少ないです。
安い=性能が低いとは限らない
「安いインカムはダメ」というイメージ、正直まだありますよね。
ただ最近は、技術の進化でこの差がかなり縮まっています。
ASMAXのようなモデルは、
- 基本性能はしっかりしている
- ただしソフト面や細かい使い勝手で差が出る
という特徴があります。
つまり、「安いからダメ」ではなく、
どこにコストがかかっていないのかを見ることが大切です。
音質はスピーカーサイズだけで決まらない
「45mmだから音がいい」と思いがちですが、実はそれだけではありません。
音質に影響するのは、
- スピーカーの品質
- イコライザー設定
- ヘルメット内の位置
など複数の要素です。
例えば、スピーカーの位置が耳からズレているだけで、音質は大きく変わります。

なので、音質にこだわる場合は
- 位置調整
- パッドの厚み調整
このあたりも意識すると、かなり改善しますよ。
総合評価
ASMAX F1
ASMAX F1 Pro
| 項目 | 評価 |
|---|---|
| コストパフォーマンス | ★★★★★ |
| 音質 | ★★★★☆ |
| 通信性能 | ★★★★☆ |
| 操作性 | ★★★☆☆ |
| 総合評価 | ★★★★☆ |
全体としての印象は、「弱点はあるけど、それを価格が上回る」タイプのインカムです。
実際に使ってみると、
- ソロツーリング → かなり快適
- 少人数ツーリング → 十分実用的
- 大人数・タンデム → 向き不向きが出る
こういう特性がはっきりしています。
なので評価としては、
「万人向けではないが、ハマる人にはかなり強い」
という位置づけになります。
個人的な感覚でいうと、
「初めてインカムを買うならF1で十分」
「少しでも不安があるならProを選んでおくと後悔しにくい」
この選び方が一番バランスいいですね。
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よくある質問
- Q初心者でも使える?
- A
基本的な操作はシンプルなので、慣れれば問題なく使えます。
ただし最初の設定だけは少しクセがあります。
- Bluetoothペアリング
- メッシュ接続の開始
- アプリの登録
このあたりは一度覚えてしまえば大丈夫ですが、最初だけ少し戸惑う人が多い印象です。
逆に言うと、最初さえ乗り越えれば快適に使えるタイプですね。
- Q雨の日でも使える?
- A
防水性能はIP67なので、雨のツーリングでも問題なく使えます。
IP67は、
- 強めの雨 → OK
- 水しぶき → OK
- 短時間の水没 → 耐えられるレベル
というイメージです。
ただし注意点として、
- 充電ポートのフタはしっかり閉める
- 雨の中で充電はしない
この2つは守ったほうが安心です。
- Q何人まで同時に通話できる?
- A
モデルごとに対応人数が違います。
- F1 → 最大10人
- F1 Pro → 最大16人
ただしここで大事なのは「最大人数=快適人数ではない」という点です。
実際の目安としては、
- F1 → 2〜4人が快適
- F1 Pro → 4〜8人くらいが安定
人数が増えるほど通信負荷も増えるので、
余裕を持ったモデル選びをしておくとストレスが減ります。







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