はじめに
バイクで雨の日に走るとき、最大の悩みといえば「レインウェアからの浸水」ですよね。見た目はしっかりしていても、実際に使ってみるとじわじわ水が染み込んできて「これじゃ意味がない…」とガッカリした経験がある方も多いのではないでしょうか。
そんな中で長年ライダーから信頼されているのが、ゴアテックス素材を使ったレインウェアです。防水性と透湿性を兼ね備えた高性能な素材で、他の素材ではなかなか代替できない存在となっています。
この記事では、「なぜゴアテックスがバイク用レインウェアにおすすめされるのか?」という理由から、日本市場での供給事情、実際に手に入るおすすめアイテムまで、分かりやすく解説していきます。これを読めば、雨の日のツーリングや通勤でも安心できる装備選びのヒントがきっと見つかりますよ。
なぜゴアテックスが推奨されるのか
バイク用のレインウェアに求められるのは、単純な「防水」だけではありません。汗や体温による蒸れを逃がす透湿性も重要なポイントです。雨は防いでも内部が蒸れて不快になってしまっては、快適に走れませんよね。
ゴアテックスは、この防水性と透湿性を高いレベルで両立しているのが最大の強みです。表面からの水の侵入は防ぎつつ、内側の湿気は外へ逃がす構造になっているため、長時間の雨天走行でも快適さをキープできます。
また、ゴアテックスは厳しい品質検査をクリアしており、安定した性能をどの製品でも発揮できる点も信頼される理由のひとつです。韓国製の高性能インナーシートなど、一部にはゴアテックスに近い性能を持つ繊維も存在しますが、品質基準を完全に満たせず、市場に広く普及するには至っていません。

つまり、現時点で「長く使える安心のレインウェア」を選びたいなら、やはりゴアテックスがベストチョイスと言えるのです。
日本市場での供給事情
「ゴアテックスは良いのは分かってるけど、どうして国内ブランドのラインナップが少ないの?」と思った方もいるかもしれません。実はここには日本市場ならではの事情があります。
ゴアテックス生地は、少量での購入ができず、メーカーが一定以上の数量をまとめて仕入れる必要があります。欧米に比べてバイク人口も市場規模も小さい日本では、この大量購入の条件をクリアするのが難しいのです。
そのため、ゴールドウインのようにノースフェイスやヘリーハンセンなど複数ブランドを抱えて供給量を確保できる企業や、ダイネーゼのように独自の供給ルートを持つ海外ブランドしか、安定的にゴアテックス製品を提供できていません。
一方で、かつてゴアテックス製品を扱っていたパワーエイジのように、供給が続けられなくなり製品ラインから外してしまった例もあります。コミネやRSといった国内ブランドも同じ事情で、今はゴアテックスを採用できない現状です。

つまり、ゴアテックス製レインウェアが「限られたブランドにしか存在しない」のは、品質の問題ではなく供給システムの壁によるものなのです。
入手できるゴアテックス製レインウェア
「ゴアテックス製は高くて手が届かない…」と思う方もいるかもしれませんが、実は探せば2万円前後で購入できるレインウェアもあります。Amazonなどのオンラインショップでは、上下セットで販売されており、機能性はしっかりしているのに価格は比較的リーズナブルです。
[ザ・ノース・フェイス] マウンテンライトジャケット(Amazon)
ただし、デザインはシンプルな一色仕上げが多く、正直ファッション性はあまり期待できません。作業着のような雰囲気を持つモデルもありますが、実際に雨をしっかり防いでくれる性能を考えれば十分実用的です。

「見た目よりも雨に濡れないことを優先したい」「通勤やツーリングで安心できる装備が欲しい」というライダーには、こうしたコストパフォーマンスの高いゴアテックス製レインウェアが心強い味方になります。
組み合わせでさらに快適に
レインウェア単体でも十分に雨を防げますが、せっかくなら全身をゴアテックスで固めるのがおすすめです。
例えば、イタリアの人気ブランドガエルネのゴアテックス製バイクブーツは、ツーリングでも通勤でも大活躍。足元からの浸水をしっかり防ぎつつ、透湿性があるので長時間履いても蒸れにくいのが特徴です。
さらに、ゴアテックス製のグローブを組み合わせれば、ハンドル操作中に手が冷たく濡れるストレスから解放されます。そして上下セットのレインウェアと合わせれば、全身で高い防水・透湿性能を体感できます。
耐久性については使用頻度によりますが、靴は1〜2年、雨の日限定で使うレインウェアやグローブは2〜3年、場合によってはもっと長く使えることもあります。

雨の日も安心して走れるようになるこの組み合わせは、まさにライダーにとっての最強装備と言えるでしょう。
今後の期待
ゴアテックス素材のレインウェアはすでに高性能ですが、ライダーにとってまだ解決されていない課題もあります。その代表例がヘルメットからの浸水です。
特に雨脚が強いときや長時間の走行では、ヘルメットと首元の隙間から水が入り込み、不快感だけでなく安全面にも影響します。現在はネックガードやシールドカバーで対策するのが一般的ですが、完全に防ぐのは難しいのが現状です。
そこで期待されているのが、ヘルメットの内側までカバーできるようなゴアテックス製レインウェアの開発です。頭部まで含めた一体型の構造が登場すれば、雨天走行の快適さはさらに向上するでしょう。

今後はメーカー各社がこうしたニーズに応えることで、ライダーにとって「雨の日でもストレスなく走れる世界」が実現するかもしれません。
おすすめアイテム紹介
ここでは、実際に手に入りやすく評価の高いゴアテックス製アイテムを2つご紹介します。どちらも信頼できるブランドからの製品で、雨の日ライドの強い味方になってくれます。
- [ザ・ノース・フェイス] マウンテンライトジャケット
アウトドアでも定番の人気モデル。シンプルなデザインながら高い防水性と透湿性を持ち、街乗りからツーリングまで幅広く対応できます。旧モデルはコチラ - [ガエルネ] G-ASPEN ゴアテックス ブーツ
イタリア製の本革バイクブーツ。ツーリングや通勤での快適性と耐久性を兼ね備えており、雨の日でも安心して走行できます。
まとめ
雨の日のライディングでは、レインウェアの性能が安全性や快適性を大きく左右します。市販品の中には防水性が不十分なものもありますが、ゴアテックス素材なら高い防水性と透湿性を両立でき、安心して走行することができます。
ただし、日本市場では供給量の問題からゴアテックス製品が限られており、手に入るブランドは一部に限られます。その中でもAmazonなどで購入できる上下セットや、ガエルネのブーツ、ノースフェイスのジャケットは実用性とコストのバランスが良い選択肢です。
さらに、靴・グローブ・レインウェアを組み合わせて全身でゴアテックスを活用すれば、雨の日でも快適さと安心感は段違い。今後はヘルメットの浸水対策まで考慮した製品が登場することも期待されています。
「雨だからバイクに乗るのが憂うつ…」そんな気持ちを解消してくれるのが、ゴアテックス製レインウェアです。ぜひ自分に合った装備を選び、雨の日も安全で快適なツーリングを楽しんでください。
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よくある質問
- Qゴアテックス製レインウェアは高すぎませんか?
- A
確かに一般的なレインウェアと比べると高価ですが、Amazonなどでは上下セットで2万円前後の製品も手に入ります。長く使える耐久性を考えれば、結果的にコスパは悪くありません。
- Qゴアテックス以外でおすすめ素材はありますか?
- A
韓国製の高性能繊維など、ゴアテックスに近い性能を持つ素材も存在します。ただし、厳しい品質検査を完全に満たせていないため、市場への普及はまだ限定的です。現時点では安定性の面でゴアテックスが優勢といえます。
- Qレインウェアの寿命はどれくらいですか?
- A
使い方や使用頻度にもよりますが、一般的にはレインウェアやグローブは2〜3年、ゴアテックス製のブーツは1〜2年が目安です。雨の日のみ使用するならさらに長持ちすることもあります。







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