ガソリンスタンドに入った瞬間、「あれ、給油口ってどっち側だったっけ?」と焦った経験はありませんか。特にレンタカーや借りたばかりの車、久しぶりに運転する車だと、給油口の位置がとっさに分からず、スタンド内で無理な切り返しをしてしまう人も少なくありません。
実は、車から一歩も降りなくても、運転席に座ったまま給油口の位置を確認する方法があります。この記事では、燃料計のマークを使った確認方法から、マークが見当たらない場合の対処法、そして安全に給油キャップを開けるまでの流れを順番にご紹介します。
給油口の位置は燃料計の矢印でわかる
結論からいうと、運転席の燃料計を見るだけで、給油口が車の左右どちらにあるかがすぐに分かります。多くの車には、燃料計のアイコンのすぐ横に小さな三角マーク(矢印)が表示されていて、これが給油口の方向を示す道しるべになっているんです。
イメージとしては、燃料計そのものが「あと何リットル入るか」を教えてくれる係で、隣の矢印マークが「どちら側から入れればいいか」を教えてくれる係、という役割分担だと考えると分かりやすいかもしれません。矢印が左を向いていれば給油口は車体の左側、右を向いていれば右側にあります。
このマークは比較的新しい年式の車であれば標準的に採用されていることが多く、国産車・輸入車を問わず幅広い車種で共通の見方ができます。まずは自分の車のメーター周りに、この矢印マークがあるかどうかをチェックしてみてください。
ちなみに、燃料計そのものの見方や、ダッシュボードに並んでいるほかのスイッチ類の意味が気になる方は、こちらの記事もあわせてチェックしてみてくださいね。
車内から給油口の位置を確認する手順
それでは実際に、運転席に座ったまま給油口の位置を確認する手順を見ていきましょう。ここでの目的は、車を降りる前に「どちら側に給油口があるか」をはっきりさせて、ガソリンスタンドでの無駄な切り返しを防ぐことです。
燃料計の給油機アイコンを探す
まずはメーターパネルの中から、燃料の残量を示す燃料計を見つけます。手順は以下の通りです。
- 運転席に座り、イグニッションをオンにする(エンジンをかける必要はありません)
- メーターパネルの中から、給油機のような形をした小さなアイコンを探す
- そのアイコンのすぐ横または近くに注目する
車種によっては速度計とタコメーターの間、あるいは燃料残量のゲージそのものの近くに表示されていることが多く、探す場所に迷ったらまずはメーターの中央付近を見てみてください。
三角マーク(矢印)の向きを確認する
給油機アイコンが見つかったら、次はその横にある矢印の向きをチェックします。
- 給油機アイコンの左右どちらかに表示されている「◀」または「▶」の三角マークを見る
- 矢印が左を向いていれば、給油口は車体の左側にある
- 矢印が右を向いていれば、給油口は車体の右側にある
この矢印さえ確認できれば、ドアを開けて車外から給油口を探す手間はかかりません。次は、この向きに合わせてガソリンスタンドにどう停車すればいいかを見ていきます。
三角マークがない車での給油口の確認方法
ただし、すべての車に矢印マークがついているわけではありません。年式が古い車や一部の輸入車では、燃料計のそばに矢印表示がないケースもあります。そんなときに慌てないよう、代わりの確認方法を知っておきましょう。
矢印マークが見当たらない場合は、以下の方法で給油口の位置を確認できます。
- ✅ 車の取扱説明書を確認する(給油に関するページに図解が載っていることが多い)
- ✅ 一度車を降りて、車体の前後どちらか斜めから給油口カバーを目視で確認する
- ✅ レンタカーの場合は、貸出時にスタッフへ直接確認する
- ✅ 中古車で購入した場合は、納車時にディーラーへ確認しておく
特にレンタカーは、乗り慣れない車種にあたることも多いですよね。借りる際に一言確認しておくだけで、スタンドで戸惑う心配がなくなります。取扱説明書は車内のグローブボックスに入っていることがほとんどなので、目的地に向かう前に一度目を通しておくと安心です。
給油口の左右はメーカーによって決まる傾向がある
「そもそも、給油口の位置ってどうやって決まっているの?」と気になった方もいるかもしれません。実ははっきりとした法律上のルールがあるわけではなく、各メーカーの設計方針によって左右が決められています。
傾向としては、日本車の多くは給油口が車体の左側に配置されていることが多いといわれています。これは、歩道側から給油できるようにという配慮や、運転席側(右側)に給油口があると給油の際にスタンドの往来を横切りやすくなることを避けるための工夫とされています。
一方で、海外メーカーの車は右側に給油口があるケースも目立ちます。ただしこれはあくまで傾向の話であり、同じメーカーでも車種やグレードによって左右が異なることもあります。「日本車だから絶対左」「輸入車だから絶対右」と思い込まず、乗る車ごとに燃料計の矢印マークで確認する習慣をつけておくのが一番確実です。
給油口の向きに合わせてガソリンスタンドに停車する
矢印マークで給油口の位置が分かったら、いよいよガソリンスタンドへの進入です。ここでの目的は、給油機のホースが無理なく届く位置に、スムーズに車を寄せることです。
- ガソリンスタンドの敷地内に入る前に、給油口の左右をもう一度頭の中で確認する
- 給油口がある側が給油機のホース側にくるように、車の進入コースを決める
- 徐行しながら、給油機の横に車体を寄せて停車する
- エンジンを止め、サイドブレーキ(またはパーキングレンジ)をかける
スタンドの敷地内は、車だけでなくほかの利用客や歩行者が行き交う場所でもあります。ミラーで周囲をひと通り確認してから、ゆっくりとハンドルを切るように意識すると、接触のリスクをぐっと減らせます。焦らず徐行を心がければ、停車位置を多少調整することになっても問題ありません。
給油口の向きを間違えて停車してしまった時の対処法
とはいえ、慣れない車だとどうしても給油口と逆側に停めてしまうこともありますよね。そんなときに無理な操作をしてしまわないよう、落ち着いて対処する方法を知っておきましょう。
給油口と逆側に停車してしまった場合、その場での急な切り返しやUターンは避けてください。スタンド内は思った以上にスペースが限られていて、後続車や歩行者との接触につながりやすいためです。
まずはガソリンスタンドのスタッフに一声かけてみましょう。多くの場合、スタッフが誘導してくれたり、給油機のホースを伸ばして反対側からでも給油できるよう対応してくれたりします。セルフ式のスタンドであっても、困ったときはインターホンやスタッフ呼び出しボタンで相談すれば大丈夫です。
ワンポイント
静電気を除去してから給油キャップを開ける
無事に給油機の前に停車できたら、いよいよ給油です。ただし、車を降りてすぐにキャップを開けるのではなく、まずは静電気を逃がしておくことが、安全に給油するための大切なステップになります。
静電気除去パッドに触れる
ガソリンは気化しやすい性質を持っているため、給油口の周りには目に見えないガス(ガソリン蒸気)がわずかに漂っています。ここに静電気の火花が飛ぶと、引火のきっかけになりかねません。だからこそ、キャップを開ける前の一手間が重要です。
- 車を降りたら、給油機に設置されている静電気除去パッド(金属製のシートやプレート)を探す
- 給油口を開ける前に、パッドに手のひらでしっかり触れる
- 体に溜まっていた静電気を逃がしてから、給油口のカバーを開ける
特に冬場や乾燥した日は、思っている以上に静電気が溜まりやすいので、面倒がらずに毎回触れる習慣をつけておくと安心です。携帯用の静電気除去グッズを車に常備しておけば、除去パッドが見当たらない場所でも同じように対策できます。
静電気除去キーホルダー
✅ Amazonでチェックする|✅ 楽天でチェックする
給油キャップは少しずつ開ける
静電気を逃がしたら、次はいよいよ給油キャップを開けます。ここで一気に回してしまうと、思わぬ形で内部のガスが噴き出すことがあるため、段階を踏んで開けるのがポイントです。
- 給油キャップを軽くひねり、少しだけ緩める
- 「シュー」という空気の抜ける音が聞こえたら、そのまま数秒待つ
- 音が止まったのを確認してから、キャップをゆっくり最後まで回して外す
この「シュー」という音は、キャップの内側に溜まっていたガスが抜けている音なので、慌てず自然に止まるのを待ってあげてください。給油スタンドでの基本的な立ち回りについては、こちらの記事でさらに詳しく解説しています。
季節によって変わる注意点
静電気や蒸気への注意は、季節によって少しずつ性質が変わります。夏と冬、それぞれで気をつけたいポイントを押さえておきましょう。
夏場は気温の上昇でガソリンが気化しやすく、キャップを開けた瞬間に蒸気が広がりやすくなります。冬場は空気が乾燥し静電気そのものが発生しやすいため、静電気除去パッドへ触れる一手間を特に意識してください。
よくある質問
-
Qレンタカーでも燃料計の矢印マークは必ず表示されていますか?
-
A車種や年式によっては表示されていないこともあります。矢印が見当たらない場合は、グローブボックス内の取扱説明書を確認するか、貸出時にレンタカー会社のスタッフへ直接確認しておくと安心です。
-
Qハイブリッド車でも同じ方法で給油口の位置を確認できますか?
-
Aハイブリッド車もガソリンで給油するため、燃料計の矢印マークで同じように確認できます。ただし電気自動車(EV)の充電口は仕組みが異なり、この確認方法は当てはまらないため注意してください。
-
Q給油口を開けるレバーやボタンが見つからない時はどうすればいいですか?
-
A多くの車では運転席の足元や、運転席側のドア付近に開閉レバーやボタンが設置されています。見当たらない場合は、取扱説明書で操作位置を確認するのが確実です。








※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。リンクを経由して商品を購入された場合、当サイトに報酬が発生することがあります。
※本記事に記載しているAmazon商品情報(価格、在庫状況、割引、配送条件など)は、執筆時点のAmazon.co.jp上の情報に基づいています。
最新の価格・在庫・配送条件などの詳細は、Amazonの商品ページをご確認ください。