はじめに|B4FMは「安いけど大丈夫?」と不安な人向けのインカム
「インカムって便利そうだけど、いきなり3万円はちょっと高い…」
そう思って探していると、必ず目に入るのがLEXIN LX-B4FMです。
価格はだいたい1万円前後。それなのに「神コスパ」と言われていて、Amazonでもかなり売れています。
ただ、ここで多くの人が引っかかるんですよね。
- 安すぎて逆に不安…
- すぐ壊れたりしない?
- 高級インカムと何が違うの?
- 買って後悔しない?
私も最初に見たときは、「この価格でちゃんと使えるの?」と正直かなり疑っていました(笑)
インカムって、一度取り付けると意外と長く使うものなので、最初の選び方で満足度がかなり変わるんですよね。
そこでこの記事では、カタログスペックだけじゃ分からない「実際どうなのか?」を軸にして、
- このインカムで十分な人
- 逆にやめたほうがいい人
- ありがちな失敗ポイント
を、できるだけリアルに整理していきます。
「とりあえず安いから」で選ぶのではなく、自分にとって“ちょうどいいインカムかどうか”を判断できるようになるはずです。
結論|LEXIN LX-B4FMは「通話メインの初心者」ならかなり有力
結論から言うと、LEXIN LX-B4FMは、初めてバイク用インカムを買う人にとってかなり現実的な選択肢です。
特に「ツーリング中に仲間と話したい」「タンデムで会話したい」「ナビ音声や音楽も聞ければ十分」という使い方なら、価格に対する満足度は高めです。
一方で、B+COMやSENA、Cardoのような高級インカムと同じ感覚で選ぶと、少し物足りなさを感じる場面もあります。B4FMはあくまで、高級機の代わりというより、必要な機能を低価格でまとめた実用機と考えるのがちょうどいいです。
B4FMがおすすめな人
- 初めてインカムを買う人
- 1万円前後でなるべく失敗したくない人
- タンデムや少人数ツーリングで会話したい人
- 音楽の音質より、通話・価格・防水性を重視する人
- 雨の日やロングツーリングでも使いたい人
このあたりに当てはまるなら、B4FMはかなり相性がいいです。特に「まずはインカムの便利さを試してみたい」という人には、いきなり高級機へ行く前の1台として選びやすいモデルですね。
B4FMをおすすめしにくい人
- 音楽を高音質で楽しみたい人
- 通話しながらナビや音楽を快適に併用したい人
- 専用アプリで細かく設定したい人
- 充電器やケーブルをUSB Type-CのPD対応品で統一している人
- 大人数ツーリングで常に安定した会話を求める人
ここに当てはまる人は、B4FMよりも上位機種を検討したほうが満足しやすいです。安さを優先して買うと、「使えないわけじゃないけど、もう少し快適なものにすればよかったかも」と感じる可能性があります。

つまりB4FMは、通話・防水・バッテリー・価格のバランスを重視する人向けです。逆に、音質や高度な同時処理を重視する人には、少し割り切りが必要なインカムと言えます。
LEXIN LX-B4FMの基本情報|価格・スペック・付属品を確認
まずは、LEXIN LX-B4FMがどんなインカムなのか、基本的なスペックを整理しておきましょう。
ここをざっくり把握しておくと、「この価格でどこまでできるのか」がイメージしやすくなります。
B4FMの基本スペック一覧
通話・防水性・バッテリー持ちを重視するなら、かなり満足しやすいモデルです。反対に、音楽の音質や多人数接続の安定感、アプリ連携まで求めるなら、上位モデルを選んだほうが後悔しにくいでしょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 製品名 | LEXIN LX-B4FM |
| 価格(目安) | 約8,600円〜11,000円前後(単品) |
| Bluetooth | 5.0 |
| 同時通話人数 | 最大10人 |
| 通信距離 | 最大約1,600m(直線・遮蔽物なし) |
| 防水性能 | IP67 |
| バッテリー | 800mAh |
| 連続通話時間 | 約15〜21時間 |
| 充電端子 | USB Type-C(※PD非対応) |
| 重量 | 約50〜56g |
| 公式サイト | 公式サイトはこちら |
このスペックを見ると分かる通り、価格のわりにかなり盛りだくさんです。
特に「最大10人通話」「IP67防水」「長時間バッテリー」は、普通ならもう少し上の価格帯に入ってくる要素です。
ただしここで注意したいのが、スペック=そのまま快適さではないという点です。
たとえば通信距離1,600mも、あくまで直線で障害物がない条件。街中や山道では短くなることがほとんどです。
こういった「条件付きのスペック」は、後のセクションでしっかり解説していきますね。
付属品は初心者でもすぐ使いやすい内容
B4FMのいいところのひとつが、買ってすぐ使えるレベルで付属品が揃っていることです。
- フルフェイス用マイク(ワイヤータイプ)
- ジェットヘル用マイク(ブームタイプ)
- スピーカー
- 取り付け用ブラケット・固定パーツ
- 日本語説明書
ヘルメットの種類に合わせてマイクが選べるのは、地味ですがかなりありがたいポイントです。
「どのマイク買えばいいの?」と迷うことがないので、初めてでもスムーズに取り付けできます。

逆に言うと、ここまで揃っているので追加で何か買い足す必要はほぼありません。
最初の1台としては、かなりハードルが低い構成になっています。
メリット|価格以上に評価できるポイント
LEXIN LX-B4FMのいちばん大きな魅力は、やっぱり価格に対して使える機能が多いことです。
高級インカムのような贅沢さはありませんが、「ツーリングで困らない基本機能」をしっかり押さえているのが強みです。
1万円前後で必要な機能がほぼ揃う
B4FMは、通話だけでなく音楽再生、ナビ音声、FMラジオ、音楽共有、音声アシスタント操作などに対応しています。
特に初めてインカムを買う人にとっては、「まず何が必要なのか」も分かりにくいですよね。
その点、B4FMは一通りの機能が入っているので、使いながら自分に必要な機能を見極めやすいです。
- 仲間とのツーリング中に会話する
- ソロツーリングでナビ音声を聞く
- 休憩まで音楽を流しながら走る
- タンデムで後ろの人と会話する
このくらいの使い方なら、B4FMでも十分こなせます。
雨の日やロングツーリングでも使いやすい
B4FMはIP67の防水・防塵性能を備えています。
もちろん「どんな雨でも絶対に壊れない」という意味ではありませんが、突然の雨やツーリング中の悪天候に対しては、かなり安心感があります。
さらに、バッテリー持ちが長いのも大きなメリットです。
朝から夕方まで走るようなロングツーリングでも、事前にしっかり充電しておけば、途中で電池切れになる不安はかなり少なめです。
インカムって、バッテリーが切れると急にただの飾りになります。しかもヘルメット横で無言の存在感だけ出してきます。そこを避けやすいのは、地味に大きいです。
グローブをしたまま操作しやすい
B4FMはボタンが大きめで、操作が比較的シンプルです。
バイク用品ではここがかなり重要です。スマホのように指先で細かく操作するものではなく、実際にはグローブ越しに押す場面が多いからです。
小さすぎるボタンだと、走行中に「どれ押してるの?」となりがちですが、B4FMは音量調整やインカム操作が直感的にしやすい印象です。
特に冬用グローブを使う人は、スペック表よりもこの操作性を重視したほうが満足しやすいです。
通話品質は価格を考えると十分
B4FMの通話品質は、価格を考えるとかなり健闘しています。
風切り音を完全に消せるわけではありませんが、通常のツーリング速度であれば、会話に大きく困る場面は少ないでしょう。
ただし、音楽の音質については過度な期待は禁物です。
「通話ができて、音楽も聞ける」くらいに考えると満足しやすいですが、「お気に入りの曲を高音質で楽しみたい」と考えると物足りなく感じる可能性があります。

判断基準としては、会話メインならかなりアリ、音楽メインなら慎重に検討です。
B4FMと競合インカムの違い|M1-S Pro・高級機と比べると何が違う?
インカム選びで迷いやすいのが、「結局どれを選べばいいのか分からない問題」ですよね。
B4FM単体で見ると良さそうに見えても、他と比べるとどうなのか。ここを整理しておくと、かなり判断しやすくなります。
FODSPORTS M1-S Proとの違い
同価格帯でよく比較されるのがM1-S Proです。
コチラの記事でも詳しく解説されていますが、方向性としてはかなり似ています。
ざっくりした違いはこんな感じです。
- B4FM:防水性能が高い(IP67)
- B4FM:FMラジオ搭載
- B4FM:最大10人通話
- M1-S Pro:シンプルで扱いやすい設計
判断基準としては、「雨や環境耐性を重視するならB4FM」、「シンプルさや扱いやすさ重視ならM1-S Pro」という感じです。
どちらもコスパ重視モデルなので、「どっちを選んでも大失敗はしにくい」というのが正直なところです。
Cardo PACKTALK EDGEなど高級機との違い
一方で、3〜5万円クラスの高級インカムになると、差はかなりはっきりしてきます。
コチラの記事でも触れられていますが、主な違いは次の通りです。
- 音質(音楽・通話ともにレベルが違う)
- 通話と音楽の同時処理(いわゆる“聴きトーク”)
- 接続の安定性(特に大人数)
- 専用アプリの使いやすさ
- メッシュ通信による快適なグループ通話
B4FMでも通話はできますが、複数人での接続安定性や、音楽との同時利用の快適さは、やはり高級機の方が上です。
ここは価格差がそのまま体験差に出る部分ですね。
B4FMを選んでいい人・高級機を選ぶべき人
ここまでを踏まえて、シンプルに判断基準をまとめるとこうなります。
- B4FMを選んでいい人
→ 初心者 / 価格重視 / 通話メイン / 少人数ツーリング - 高級機を選ぶべき人
→ 音質重視 / 大人数ツーリング / 快適性重視 / 長く使う前提
大事なのは、「どっちが優れているか」ではなく、自分の使い方に合っているかです。
例えば「年に数回しか使わない」のに高級機を買うのはオーバースペックになりがちですし、逆に「毎週ツーリングで使う」のに格安モデルだと不満が出ることもあります。

このバランスを見極めることが、インカム選びで後悔しない一番のポイントです。
初心者が誤解しやすいポイント|スペックだけで判断すると失敗する
B4FMに限らず、インカム選びでよくあるのが「スペックだけ見て判断してしまうこと」です。
もちろんスペックは大事ですが、そのまま使い勝手に直結するわけではありません。
ここでは、特に誤解されやすいポイントを整理しておきます。
最大10人通話=常に快適に10人で話せるわけではない
「最大10人通話」と聞くと、10人全員でスムーズに会話できるイメージを持ちやすいですが、実際はそう単純ではありません。
Bluetooth接続の場合、人数が増えるほど接続の安定性は落ちやすくなります。
特に信号待ちや距離が開いたときに接続が切れたり、再接続に時間がかかることもあります。
現実的には、2〜4人くらいまでが快適に使いやすい範囲と考えておくと失敗しにくいです。
最大1,600m通信=街中でも1,600m届くわけではない
通信距離もよくある誤解ポイントです。
「1,600m届くなら余裕じゃん」と思いがちですが、これはあくまで直線で障害物がない理想条件での話です。
実際のツーリングでは、次のような要素で大きく変わります。
- カーブや高低差
- 建物や木などの遮蔽物
- 車の間に入るかどうか
そのため、体感としては数百メートル程度で安定すれば十分優秀という感覚です。
Bluetooth 5.0=音質が劇的に良いわけではない
「Bluetooth 5.0だから音質がいい」と思われがちですが、これは少し違います。
Bluetoothのバージョンは主に通信の安定性や省電力性能に関係するもので、音質そのものはスピーカーや内部処理の影響が大きいです。
つまり、B4FMでもBluetooth 5.0だからといって、高級イヤホンのような音質になるわけではありません。
ここは期待値を調整しておくと、満足度が上がります。
IP67=完全に壊れないという意味ではない
IP67はかなり高い防水・防塵性能ですが、「絶対に壊れない」という意味ではありません。
例えば次のような条件ではリスクがあります。
- 端子の差し込みが甘い状態
- 長時間の強い雨や水没に近い環境
- 経年劣化による防水性能低下
ただし、通常のツーリングでの雨程度なら、過度に心配する必要はありません。

大事なのは、「過信しないこと」と「基本的な取り扱いを守ること」です。
総合評価|B4FMは“万能機”ではなく“コスパ特化の実用機”
LEXIN LX-B4FMを一言で表すなら、「高級機のような快適さはないけれど、必要な機能を低価格でしっかり使えるインカム」です。
通話・防水性・バッテリー持ちを重視するなら、かなり満足しやすいモデルです。反対に、音楽の音質や多人数接続の安定感、アプリ連携まで求めるなら、上位モデルを選んだほうが後悔しにくいでしょう。
| 評価項目 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| コスパ | ★★★★★ | 1万円前後で通話・音楽・FMラジオ・防水まで備える点はかなり優秀です。 |
| 通話性能 | ★★★★☆ | 通常のツーリング用途なら十分。大人数や距離が開く場面では過信しないほうが安心です。 |
| 音楽音質 | ★★★☆☆ | 聞き流し用途なら問題ありませんが、音質重視の人には物足りない可能性があります。 |
| 防水・耐久性 | ★★★★☆ | IP67は心強いですが、端子の差し込み不足や経年劣化には注意が必要です。 |
| 操作性 | ★★★★☆ | ボタンが大きく、グローブをしたままでも扱いやすい印象です。 |
| 充電まわり | ★★☆☆☆ | PD非対応、充電しながら使えない点は明確な弱点です。 |
| 初心者おすすめ度 | ★★★★☆ | 最初の1台として選びやすいですが、充電仕様と音質への期待値調整は必要です。 |
私の感覚では、B4FMは「インカムに何万円も出すほどではないけれど、ツーリングを快適にしたい人」にちょうどいいモデルです。
特にタンデムや少人数ツーリングでは、会話できるだけで快適さがかなり変わります。信号待ちで大声を出したり、休憩のたびに「さっき何て言ってたの?」となる場面が減るだけでも、インカムを付ける価値は十分あります。
ただし、B4FMを「安く買える高級インカム」と考えるのは少し危険です。
音楽の音質、通話とナビ音声の同時処理、大人数での安定感などは、やはり価格なりの差があります。
そのため、選び方としては「安いから買う」ではなく、「自分の使い方ならB4FMで足りる」と判断できるかが大事です。
通話メイン、少人数、雨の日も使いたい、価格は抑えたい。この条件に当てはまるなら、B4FMはかなり有力な候補になります。
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よくある質問
- QB4FMはソロツーリングでも使う意味がありますか?
- A
あります。
インカムというと「仲間と会話するためのもの」というイメージが強いですが、ソロツーリングでもかなり便利です。
- スマホナビの音声案内を聞く
- 音楽を流しながら走る
- FMラジオを聞く
- 音声アシスタントを使う
特にナビ音声を聞けるのは大きいです。知らない道でスマホ画面を何度も確認しなくて済むので、走行中の余裕がかなり変わります。
ただし、音楽をじっくり高音質で楽しむ用途なら、B4FMは少し物足りないかもしれません。ソロで使う場合は、ナビ音声と聞き流しの音楽がメインなら相性がいいと考えると選びやすいです。
- QB4FMは雨の日でも本当に使えますか?
- A
通常の雨天走行であれば、使いやすいモデルです。
B4FMはIP67の防水・防塵性能を備えているため、突然の雨やツーリング中の悪天候にも対応しやすいです。
ただし、IP67だからといって「どんな使い方でも絶対に壊れない」という意味ではありません。
- 端子が奥まで差し込まれているか確認する
- 充電口や接続部に水分が残ったまま放置しない
- 使用後は軽く水分を拭き取る
- 長時間の水没のような使い方は避ける
このあたりを守れば、雨の日でも安心して使いやすくなります。
防水性能は「雑に扱っても大丈夫」という意味ではなく、ちゃんと取り付けたうえで雨に強いと考えるのがちょうどいいです。
- QB4FMと高級インカム、どちらを買うべきですか?
- A
価格を抑えて通話メインで使いたいなら、B4FMで十分満足できる可能性があります。
一方で、毎週のようにツーリングへ行く人や、大人数での接続が多い人、音楽の音質にこだわる人は、高級インカムを選んだほうが後悔しにくいです。
判断基準はかなりシンプルです。
- B4FM向き:初めてのインカム、少人数、通話メイン、価格重視
- 高級インカム向き:大人数、音質重視、長時間・高頻度使用、快適性重視
「まずインカムを試したい」「必要十分な機能があればいい」という人ならB4FM。
「どうせ買うなら長く快適に使いたい」「接続トラブルや音質の不満をなるべく減らしたい」という人なら高級機。
この分け方で考えると、自分に合う選択肢が見えやすくなります。







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