はじめに
普通免許の学科教習を進めるなかで、多くの人がつまずきやすいのが「道路標識」と「道路表示」です。
形も色も種類もたくさんあって、「どう覚えたらいいの…?」と悩んでしまう場面、きっとありますよね。
でも大丈夫。標識や表示には“共通するルール”があり、それを押さえるだけで一気に理解しやすくなります。
この記事では、教習項目3で学ぶ内容を体系的に整理しながら、試験で役立つポイントをわかりやすく解説していきます。
「とりあえず暗記する」のではなく、“意味がつながって理解できる学び方”を目指すことで、学科試験の正解率もぐっと上がります。
さらに、運転免許を取ったあとも、安全運転に欠かせない知識として一生役に立つはずです。
これから標識の世界をいっしょに整理していきますね。気楽に読み進めてみてください☺️
標識と表示の基本ルールを理解する
まずは、道路標識と道路表示の“土台になるルール”から整理していきましょう。
ここを押さえておくと、後で出てくる細かい標識もスッと頭に入ってきますよ。
標識と表示の違い
道路にある情報は、大きく「標識」と「表示」に分かれます。
- 標識:道路の横や上にある看板のようなもの
- 表示:道路の地面に直接ペイントされている線や記号
この2つはセットで意味を作っていることが多いので、両方まとめて理解できると強いです。
標識の分類
標識は次の4種類に分類されます。そして必要に応じて下に「補助標識」がつきます。
- 規制標識:やってはいけないこと・守るべきルールを示す
- 指示標識:ここでできること、ここにあるものを示す
- 警戒標識:注意すべき場所や危険を知らせる
- 案内標識:方面や施設などの案内をする
補助標識は単体では意味を持たず、本標識を補足するために使われます。
表示(路面表示)の分類
道路に描かれた表示は次の2種類です。
- 規制表示:「禁止」「制限」などのルールを示す黄色系の表示
- 指示表示:「ここを通る」「ここにある」といった情報を示す白色が中心の表示
色で覚える“標識の法則”
道路標識には、実はとても覚えやすい「色の法則」があります。

- 赤:やってはダメ!守らないと危険(例:進入禁止、速度規制)
- 青:していいことを示す。逆に言えば、示された以外はしてはいけない
- 黄色:注意(例:警戒標識)
この法則を知っているだけで、初見の標識でもおおまかな意味を推測できるようになります。
矢印の色で覚える“動きのルール”
矢印の色にも意味があります。
- 白い矢印:進んでOK、してもよい動き
- 青い矢印:指定された方向以外はダメという禁止の意味を含む
「青なのに禁止なの?」と思うかもしれませんが、
“青は<どこへ進めるか>を示す → それ以外はNG” という考え方で覚えるとシンプルです。

ここまで理解できれば、この後の標識解説が一気に楽になりますよ。
では次は、試験でよく出る規制標識から見ていきましょう!
規制標識と規制表示|やってはいけないこと・守るべきルール
ここからは、学科試験でも特に出題が多い「規制標識」と「規制表示」をまとめて見ていきます。
規制標識はその名のとおりやってはいけないこと、または守らなければならないことを示します。
赤色が多いのは「危険につながる動き」を止めるためなんですね。
まずは多くの人が混乱しやすいポイントから、一つずつ丁寧に整理していきましょう。
通行禁止系の規制標識(赤色が基本)
通行を禁止する標識は、見た目が似ているので覚えにくいと言われがちです。
でも実は「誰が通れないか?」を見るだけで判断できます。

| 標識名 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 通行止め | 人も車も、自転車もすべて通行禁止 | 最も強い意味 |
| 車両通行止め | 自動車・原付・自転車など車両が通行禁止 | 歩行者はOK |
| 歩行者通行止め | 歩行者の通行を禁止 | – |
| 車両の種類による制限 | 標識の中のイラストと一致する車両が通行禁止 | イラストで判断 |
| 車両の条件による制限 | 危険物積載・チェーン未装着・重量/高さ/幅などで制限 | 普通車は関係ない場合が多い |
「通行止め」と「車両通行止め」を混同してしまう人が多いですが、
人もダメ → 通行止め
車だけダメ → 車両通行止め
と覚えるとスッキリしますよ。
速度・停止・進行に関する規制
「見落とすと一発アウト」になるのが、このジャンル。とても重要です。
| 標識名 | 内容 | 補足 |
|---|---|---|
| 最高速度 | 標識に示された速度を超えてはいけない | 一般道は標識がなければ60km/h |
| 最低速度 | 標識の速度より遅く走ってはいけない | 高速道路に多い |
| 一時停止 | 必ず完全に停止する義務 | 交差点・踏切に多い |
| 徐行 | すぐに停止できるよう、歩く程度まで減速 | おおむね10km/h以下 |
特に「徐行」は曖昧になりがちですが、“すぐ止まれる速度” と覚えておくと間違えません。
青い矢印の規制標識(難所)
ここは多くの教習生がつまずく部分です。「青=安全そう」な印象があるので混乱しやすいのですが、実は……
青い矢印は“その方向にしか進めない”という間接的な禁止 を示します。
| 標識名 | 内容 | 道路表示 |
|---|---|---|
| 車両横断禁止 | 対向車線をまたぐ横断が禁止 | – |
| 転回禁止 | Uターン禁止 | 黄色のUターン矢印+×印 |
| 追い越しのための右側部分はみ出し通行禁止 | センターラインを越えて追い越す行為を禁止 | 黄色の実線 |
「黄色の実線」は“はみ出し禁止”のサインとして超頻出なので、ここは確実に覚えておきましょう。
青色の規制標識(指定方向・一方通行など)
一見すると「進んでいい」ことを示しているだけですが、裏には進める方向が限定されている=進めない方向があるという規制が隠れています。
- 指定方向外進行禁止:白矢印の方向以外へ進むのは禁止
- 一方通行:矢印方向のみ進める。逆走は禁止
- 車両進入禁止:一方通行の出口側に設置される
- 進行方向別通行区分:交差点のレーン選択を指示する
- 原付の右折方法(2段階 / 小回り):道路条件に応じて右折方法が変わる
- 自動車専用:歩行者・自転車・原付は間接的に禁止
- 警笛鳴らせ:クラクション必須(山道など)
特に「指定方向外進行禁止」は出題頻度が高く、矢印の意味を正しく理解できているかが問われます。
規制表示(地面の黄色い線)
路面表示の「黄色」は、ほぼすべて禁止を示す色と思ってOKです。
- 右側部分はみ出し通行禁止:センターラインの黄色実線
- 進路変更禁止:車線境界の黄色実線(交差点の手前に多い)
- 立ち入り禁止部分:中央のゼブラ模様に似たエリア
- 停止禁止部分:消防署や警察署の前などで停止が禁止
標識よりも見落としやすいので、普段の運転でも意識して観察すると覚えやすくなりますよ。

それでは次の章では、運転に欠かせない指示標識と指示表示を詳しく見ていきましょう!
指示標識と指示表示|“ここにあるよ”“こう通ってね”を教えてくれる標識
規制標識が「ダメ・守れ」を示すのに対して、
指示標識と指示表示は、運転者に必要な情報や進むべき方向を“やさしく教えてくれる”標識です。
安全運転に直結するものが多いので、しっかり押さえておきたいところです。
指示標識|見たら必ず意識したい青い標識
青色の標識は「ここにあるよ」「こうして進むと安全だよ」という、道案内のような役割があります。
- 中央線:道路の中央がどこかを示す標識
- 停止線:一時停止・信号停止の位置を示す(路面の白線とセット)
- 横断歩道 / 自転車横断帯:歩行者や自転車が横断する場所
- 優先道路:こちらの車が優先される道路であることを示す
とくに「優先道路」は見落とすと事故につながるため、試験でも実際の運転でもかなり重要です。
指示表示|地面に描かれた“おすすめルート”のサイン
指示表示は道路に直接書かれている白いラインや記号のことで、
「次に何があるか」「どう走るべきか」を分かりやすく教えてくれます。
- 導流帯(ゼブラゾーン):中に入ってOK。車の流れをスムーズにする場所
- 横断歩道あり(ひし形):この先に横断歩道があるお知らせ
- 前方優先道路(逆三角形):もうすぐ優先道路が現れるサイン
- 中央線(白実線):追い越し目的でなくても、はみ出しは禁止
特に “ひし形=横断歩道あり” は超頻出です。見つけたらすぐに減速できるよう準備しましょうね。
指示標識と規制表示のセットで覚えると理解が深まる
たとえば「進行方向別通行区分(青い丸い標識)」とセットで、
路面にも白い矢印が描かれていることが多いです。
標識だけでなく、路面表示も合わせて見るクセをつけると理解が一気に深まります。

この章を押さえておくと、交差点での判断力もぐんと上がりますよ。
次は、試験で見かける “黄色いひし形” の警戒標識と、方面案内などの案内標識、そして補助標識をまとめて見ていきましょう!
警戒標識・案内標識・補助標識|安全のための“気づき”を与える標識たち
ここからは、運転中の「気づき」や「道案内」に役立つ標識をまとめて紹介していきます。
試験でも実際の運転でも、とても大切なジャンルですよ。
警戒標識|黄色いひし形は“気をつけてね”のサイン
警戒標識はすべて黄色いひし形でデザインされています。
中のイラストが変わるだけで、意味はどれも「危険があるから注意してね」という共通メッセージです。
- カーブあり
- 横断者・子ども・自転車に注意
- 信号機あり
- 踏切あり
- 落石のおそれあり
- 幅員減少(道路が狭くなる)
警戒標識はどこに注意が必要かを先に知らせてくれるので、見つけたらスピードを落としたり、周囲をしっかり確認する準備をしておきましょう。
案内標識|目的地へ導いてくれる“青と緑”の標識
案内標識は、道路の方向や位置関係を教えてくれるマップのような存在です。
色で役割が分かれています。
- 青:一般道路の案内(方面・交差点名・施設名など)
- 緑:高速道路の案内(IC/PA/SA・出口案内など)
- 登坂車線:登り坂で遅い車が道を譲るための専用車線
案内標識は学科試験ではそこまで細かく問われませんが、
実際の運転では最もよく目にする標識とも言えます。迷いそうな場所では必ずチェックしましょう。
補助標識|単体じゃ意味を持たない“縁の下の力持ち”
補助標識は、他の標識の下に取り付けられて “その標識がどんな条件で適用されるか” を説明するために使われます。単体では意味を持ちません。
補助標識でわかる3つの大事な情報
- 日・時間:
例:『日曜・休日を除く 7:30〜8:30』など、時間帯による規制の限定 - 車両の例外:
例:『自転車・原付』と書いてあれば、その車両は規制の例外に - 区間・区域:
『ここから』『ここまで』『区域内』など、規制がどこで始まってどこで終わるかを示す
特に「ここから/ここまで」の矢印は慣れないと見落としがちです。
でも覚え方はとても簡単で……
高速道路に入るときは右へ合流 → ここから
降りるときは左へ分岐 → ここまで
というイメージで覚えるとスッと頭に入ってきますよ。

補助標識は細かいようで、学科試験ではちょこちょこ出題されます。
標識本体だけでなく、“下に付いている小さなプレート” も必ずチェックする習慣をつけましょう。
交通ルールを理解することが安全運転につながる理由
ここまで道路標識と道路表示の意味を整理してきましたが、これらを学ぶ本当の目的は、
「事故を防ぎ、安全に走るための判断力を身につけること」 にあります。
標識や表示は、ただの“マーク”ではありません。
そのひとつひとつに人の命を守るための理由が存在します。
だからこそ、運転者が正しく理解して行動することがとても大切なんですね。
実際の道路では、教習所よりもはるかに多くの状況が発生します。
「想定外の危険」や「相手のミス」に遭遇することもありますが、
標識や表示の意味を知っていれば、トラブルを未然に防げる場面はたくさんあります。

正しく理解し、正しく判断できる運転者になるために
安全運転は「自分が気をつける」だけでは足りません。
周囲の車や歩行者がどんな動きをしそうかを予測し、必要に応じて身を守る準備も必要です。
その中でも特に大切なのが、正しい証拠を残せる環境づくりです。
万が一トラブルになったとき、しっかり記録が残っているだけで安心感がまったく違います。
そこで役立つのが、初心者さんにもおすすめのドライブレコーダーです。
事故やヒヤリハットを記録できるだけでなく、自分の運転を見直す“安全意識アップ効果”もあります。
コムテック ドライブレコーダー ZDR055(前後2カメラ)
初心者〜ベテランまで人気が高い定番モデル。夜間にも強く、もしもの時も頼れる高画質タイプです。

ドライブレコーダーは「相手のための証拠」ではなく、
“自分と家族を守るための道具”としてぜひ活用してほしいアイテムです。
まとめ
道路標識と道路表示は、一見すると種類が多くて難しく感じるかもしれません。
でも、色や形、そして分類のルールを知ってしまえば、ぐっと理解しやすくなります。
今回紹介した内容のポイントを振り返ると、こんな感じです。
- 標識は「規制」「指示」「警戒」「案内」に分かれる
- 表示は「規制表示」「指示表示」の2種類
- 赤=禁止、青=指示、黄色=注意 の色のルールが超重要
- 矢印の色(白=OK、青=指定方向のみ)を覚えると試験で強くなる
- 規制標識は特に出題が多く、見分けが大事
- 指示標識と路面表示はセットで理解すると混乱しない
そして何より、これらの知識は学科試験のためだけではなく、
あなた自身と大切な人を守るために役立つものです。
「ただ覚える」ではなく
“なぜ必要なのか”を意識しておくと、運転への向き合い方も変わってきますよ。
これから免許取得に向けて頑張るあなたを、私も全力で応援しています☺️
あわせて読みたい
- 【保存版】標識と標示の違い&覚え方のコツ|免許試験対策まとめ
- 白色の実線は車線変更できる?破線との違いをわかりやすく解説
- 交差点直前での車線変更はOK?白線と黄色線で変わるルールと注意点
- 駐停車禁止場所12箇所の覚え方完全ガイド
- 歩行者の側方通過ルールとは?観光地での安全運転ポイントを徹底解説
よくある質問
- Q標識が多すぎて覚えられません。どうやって勉強するのが近道?
- A
すべてを丸暗記する必要はありません。
色・形・分類・矢印のルールを先に理解すると、意味が自然と推測できるようになります。
さらに、自分でノートにまとめたり、スマホでクイズ形式にすると記憶の定着がぐっと良くなりますよ。
- Q学科試験ではどの標識がよく出ますか?
- A
頻出なのは、通行禁止系・速度規制・指定方向・一時停止・黄色実線(はみ出し禁止)などです。
特に「似ているけど違う標識」が狙われるので、違いを比べて覚えるのがコツです。
- Q黄色い線と白い線、どちらを優先して考えればいいの?
- A
基本はとてもシンプル。
黄色=禁止が強いルール(はみ出し禁止・進路変更禁止)
白色=進めるが、場合により注意や制限あり
というイメージで覚えると混乱しません。
白の実線は“追い越し目的のはみ出しNG”ですが、黄色線ほど厳しくはないと理解しておくといいですよ。






※当サイトはアフィリエイト広告を利用しています。リンクを経由して商品を購入された場合、当サイトに報酬が発生することがあります。
※本記事に記載しているAmazon商品情報(価格、在庫状況、割引、配送条件など)は、執筆時点のAmazon.co.jp上の情報に基づいています。
最新の価格・在庫・配送条件などの詳細は、Amazonの商品ページをご確認ください。