1. はじめに|ゼブラゾーン、通っても大丈夫?
道路にある“しましま模様”、見たことありますか?
交差点の手前や、広い道路の中央にある斜めの白線がたくさん並んだあのエリア――それが「ゼブラゾーン」です。
でも、ふと疑問に思ったことはありませんか?
「あそこって通っていいの?」
「もし走ったら違反になるんじゃないの?」
そんなふうに感じたことがあるなら、あなたはとても慎重で、良いドライバーの素質があります!
実はゼブラゾーン、正式には「導流帯(どうりゅうたい)」と呼ばれ、走っても違反にはなりません。
でも「走っていい」とは言っても、いつでも走っていいわけではないんです。
道路に描かれるあの模様には、ちゃんとした意味があり、「通ってもいいケース」と「避けたほうがいいケース」があるんですね。
このページでは、そんなゼブラゾーンの正しい意味や、走っていいタイミング、注意すべきポイントなどをわかりやすく紹介します。
2. ゼブラゾーンとは?正式名称と設置目的
「ゼブラゾーン」――しま模様が“シマウマ(ゼブラ)”に似ていることからそう呼ばれていますが、実はこれは通称なんです。
本当の名前は、ちょっとカタい言葉で**「導流帯(どうりゅうたい)」**といいます。
ではこのゼブラゾーン、何のためにあるのかご存知ですか?
■ 目的1:交差点が広すぎる場合
交差点がやたら広いと、どこを走ればいいのか迷ってしまいますよね。
ゼブラゾーンはそんなときに**「ここは走っちゃダメだよ」と教えてくれるガイド役**なんです。
おかげで、クルマ同士の接触や迷走を防いでくれます。
■ 目的2:交差点が変形している・複雑な場合
三叉路やY字路、変な形の交差点でも登場します。
いろんな方向からクルマが来ると危ないので、「進むべきラインを誘導」してくれるのがゼブラゾーンの役割です。
■ 目的3:車線減少や誤進入の防止
たとえば、3車線が2車線に減るような場所。
「そのまま真っすぐ進んだら右折レーンに入っちゃった!」なんてこと、経験ありませんか?
そんな誤進入を防ぐために、ゼブラゾーンが車の流れを正しく導いてくれるんです。

つまりゼブラゾーンは、ただの飾りではなく「安全に走るための誘導サイン」。
走行そのものは違反じゃないけど、“どうしてそこにあるのか”を理解して運転することが大事なんですね。
3.【走ってOK?NG?】ケース別ゼブラゾーンの使い方
ゼブラゾーンは「通っちゃダメな場所」ではないけれど、
**“いつ通るか”“通らないほうがいい場面”**をちゃんと知っておくことが大切です。
ここでは、ゼブラゾーンを【避けるべき場面】と【通っても問題ない場面】を、それぞれ具体的に紹介します。
◆ わざわざ通らないほうがいいケース
● 広い道路の中央や端にある場合
道幅が広くて「どこを走ればいいの?」と迷いそうな道路にゼブラゾーンがあることがあります。
この場合は、適切な走行ラインを示す目印。なので、わざわざゼブラゾーンを通る必要はありません。
● 大きくて複雑な交差点
進行方向がわかりにくい交差点では、ゼブラゾーンが「ここは通らないで」と教えてくれています。
ゼブラゾーンを無視して進むと、他の車とぶつかる可能性もあるので、できるだけ避けるのが正解です。
● 左折時に道の角にある場合
特にトラックやバスなどが巻き込み事故を防ぐために設置されていることも。
歩行者や自転車に気をつけるべきエリアなので、ここも通らないほうが安全です。
◆ 通った方がスムーズなケース
● 右折・左折レーンの手前にあるゼブラゾーン
たとえば、右折レーンの手前にゼブラゾーンがある場合。
本来なら「右折する車がここを通って入る」という設計です。
でも、右折車がゼブラゾーンを避けて止まると、直進車のジャマになることも。
そんなときは、ゼブラゾーンを通って右折レーンに入る方が安全でスムーズなんです。
● センターライン付近のゼブラゾーンで右折したいとき
道路の中央にあるゼブラゾーン。これも「基本は避ける」が原則ですが、
右折する場合はゼブラゾーンをうまく使わないと、後ろの車を止めてしまう原因になります。
つまり、“走っていいか”ではなく“走ったほうがいいか”を見極めることが大切なんですね。
まとめると:
| シーン | 通行の判断 |
|---|---|
| 広い直線道路のゼブラゾーン | 通らないのが基本 |
| 複雑な交差点 | 避けるべき |
| 右折レーンの手前 | 状況次第で通る方が〇 |
| 右折時の中央ゼブラゾーン | 渋滞回避のために通ってOK |

「絶対ダメ」「必ず通るべき」といったルールがあるわけではないからこそ、
状況を見て判断する“運転者の判断力”が大切になります。
4. ゼブラゾーン走行と事故のリスク
「ゼブラゾーンは違反じゃないって聞いたけど、もしそこで事故が起きたらどうなるの?」
そんな疑問を持った方も多いと思います。ここでは事故時の過失割合や、見た目が似ていて混乱しやすい表示についてわかりやすく解説します。
◆ ゼブラゾーン走行中の事故、責任はどうなる?
まず最初に大事なポイントをお伝えします。
ゼブラゾーンを走っていても、法律上は違反になりません。
ですが、実際に事故が起きた場合には、少し事情が変わってきます。
● ケース:ゼブラゾーン直進車 vs 車線変更車の事故
たとえば、ゼブラゾーンを直進していた車と、車線変更してきた車がぶつかった場合。
本来は「車線変更してきた方が悪い」と判断されるのが基本ですが…
ゼブラゾーンを走っていた車にも「そっちを通らなくてもよかったのでは?」という視点から、
1〜2割ほど過失が加算されるケースもあるといわれています。
● つまり…
ゼブラゾーン走行は違反ではないけれど、通らずに済む状況だったのに通ったことで不利になる可能性もあるということです。
◆ ゼブラゾーンと間違えやすい「そっくりさん」たち
実は、ゼブラゾーンと見た目が似てるけど意味が違う路面表示がいくつかあります。
知らずに通ってしまうと、本当に違反になるケースもあるので要注意です!
① 立ち入り禁止部分(黄色の実線囲い)
見た目:ゼブラゾーンにそっくりですが、黄色の実線で囲まれているのが特徴。
ここは、通行・進入・停車・駐車すべてNG!
違反扱いになり、事故の際の責任も大きくなります。
② 停止禁止部分(中央に空白あり)
見た目:白いしま模様だけど、真ん中に空白ゾーンがあるパターン。
ここは**「停止禁止」**であって、通るのはOK。でも停まってしまうと違反になるケースもあります。
主に、消防署や警察署の前などに設置されています。
③ 安全地帯(主に路面電車の停留所など)
見た目:四角く囲まれていたり、しま模様で塗りつぶされていることも。
ここは歩行者を守るためのエリアなので、進入・停車・駐車すべて禁止です。
近くに歩行者がいるときは徐行義務もあるので、特に注意しましょう。
間違えやすい表示まとめ:
| 種類 | 見た目の特徴 | NG行為 |
|---|---|---|
| 立ち入り禁止部分 | 黄色の実線囲い | 進入・通行・停止・駐車すべてNG |
| 停止禁止部分 | 白線+中央が空白 | 停止のみNG、通行はOK |
| 安全地帯 | 白い囲みやしま模様のエリア | 進入・停止・駐車NG、徐行義務あり |

ゼブラゾーンは柔軟な対応ができる場所ですが、“似ているけど別物”にはしっかり注意!
道路のルールを正しく見分けられると、事故防止にもつながりますよ。
5. まとめ|“絶対ダメ”じゃないからこそ、判断が大事
ここまで読んで、「ゼブラゾーンって意外と奥が深い…」と感じた方もいるのではないでしょうか?
ゼブラゾーン(導流帯)は、通っても違反ではないという事実があります。
でも、それは「どんなときでも自由に走っていい」という意味ではありません。
むしろ大事なのは、そのゼブラゾーンが“なぜそこにあるのか”を理解して行動することなんです。
✅ポイントをおさらい!
- ゼブラゾーンの目的は「安全でスムーズな交通の流れを作ること」
- 通行OKな場面と、避けた方がいい場面がある
- 事故時には過失が増える可能性もある
- 似たような見た目の路面表示には注意が必要!
つまり、ゼブラゾーンは「絶対通るな!」でも「気にせず突っ込んでOK!」でもなく、
**“その場の状況をよく見て、周りのクルマや歩行者に配慮しながら判断する”**という姿勢が何より大切です。
ちょっとした判断の差が、事故を防いだり、トラブルを回避する大きなポイントになります。
あわせて読みたい|交通ルールをもっと深く知ろう!
ゼブラゾーンのように、意外と知られていない交通ルールや運転マナーはたくさんあります。
ここでは、今回の記事とあわせて読むことで理解がさらに深まるおすすめ記事を紹介します。
- ✅ 交通違反で捕まりやすいトップ10|違反点数と反則金も一覧で解説!
→ やりがちだけど見落としがちな違反をランキング形式で解説! - ✅ 無事故の人が実践している運転習慣とは?交通事故を防ぐ安全運転の極意10選
→ ベテランドライバーも納得の「事故を起こさないコツ」を紹介! - ✅ 【違反になるの!?】見落としがちな交通ルール8選|意外と知らない運転マナーを解説
→ 「えっこれも違反!?」となる意外なルールに要注意! - ✅ 【初心者必見】車の運転が下手な人が知らない9つの改善ポイント
→ 苦手意識がある人向けに、運転がうまくなるコツを解説! - ✅ マイナ免許証の衝撃のリスクとは⁉メリット・デメリットを徹底解説
→ 免許証のデジタル化が進む中、知っておきたい注意点も。
よくある質問
- Qゼブラゾーンを走ったら、交通違反になるんですか?
- A
いいえ、基本的には違反ではありません。
ゼブラゾーン(正式には導流帯)は、通行禁止エリアではなく、通行を誘導するためのものです。
とはいえ、通らなくていい場面でわざわざ通ると、周囲に迷惑をかけることもあるので、慎重な判断が必要です。
- Qゼブラゾーンで事故を起こしたら、責任は重くなるの?
- A
ケースバイケースですが、過失が加算されることもあります。
たとえば、ゼブラゾーンを走行中に他の車と接触した場合、ゼブラゾーンに入る必要性がなかったと判断されると、1〜2割程度過失が上乗せされる可能性もあります。
「違反じゃないから大丈夫」と思い込まず、常に安全を最優先に!
- Qゼブラゾーンに一時的に停車しても大丈夫?
- A
基本的にはNGです。
ゼブラゾーンは停車や駐車のためのスペースではありません。
特に交差点周辺や道路中央などでは、後続車の妨げになったり、事故の引き金になることもあるので、絶対に停車しないようにしましょう。






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