はじめに|右折レーンに入ってしまったとき、どうする?
運転中、気がついたら**「あれ?直進したいのに右折レーンに入っちゃった!」**なんて経験、ありませんか?
特に見慣れない道や混雑した交差点では、標識や路面の矢印に気づくのが遅れてしまい、うっかり右折専用レーンに入ってしまうことは誰にでも起こり得ます。
このとき、
「すぐに直進レーンへ戻っても大丈夫なのか?」
「もし信号待ちで停止線を越えてしまったらどうすればいいのか?」
と迷ってしまう人は多いはずです。
実は、右折レーンから直進できるかどうかは車線の色(白線か黄色線か)や停止線を越えたかどうかで判断が大きく変わります。さらに、法的には可能でも「事故リスクが高い」ケースも存在するんです。
この記事では、
- 車線の色によるルールの違い
- 停止線の扱いと違反になるケース
- 誤って右折レーンに入ってしまったときの正しい対処法
をわかりやすく解説します。
「急がば回れ」という言葉がありますが、運転でもそれは同じ。安全を優先し、余計な違反や事故を避けるための知識を一緒に確認していきましょう。
車線の色による判断基準
まず最初に確認したいのが、右折レーンの境界線の色です。
実はこの「白線か黄色線か」で、進路変更ができるかどうかが大きく変わってきます。
黄色の実線の場合
黄色の実線は、絶対に車線変更をしてはいけないことを意味します。
これは法律上も明確に禁止されており、もし黄色線をまたいで直進レーンに戻れば、立派な交通違反。
違反点数や反則金の対象になるだけでなく、後続車との接触事故のリスクも高まります。
白の実線の場合
白線であれば、進路変更自体は法律上の違反にはなりません。
ただし「白線だから安心」と思ってしまうのは危険。
実際には、直進車の流れを妨げる行為や、強引な進路変更は「安全運転義務違反」に問われる可能性があります。
実線=慎重に
どちらの色であっても、実線は「交差点直前での無理な進路変更は避けてね」というサイン。

つまり、線の色を確認することは大事ですが、最終的には安全確認と周囲の状況判断が最優先になります。
停止線を超えてからの進路変更は違反
次に注意したいのが停止線の位置です。
交差点の直前には必ず「停止線」が描かれていて、ここを基準に進路変更の可否が分かれます。
停止線を越える前なら?
停止線の手前であれば、白線なら進路変更は可能です(もちろん安全確認が前提)。
ただし交通量が多い時間帯や直進車がすぐ後ろにいる場合、無理に割り込むような行為は危険です。
停止線を越えてからはNG!
一方で、停止線を越えた後に直進レーンへ移ろうとする行為は明確な違反となります。
なぜなら、停止線以降は「交差点の内部」とみなされるため、車線変更はできないからです。

「ちょっとだけなら大丈夫だろう」と考えてしまいがちですが、停止線を越えた後の進路変更は取り締まりの対象になります。さらに、信号の変わり目や対向右折車との接触事故にも直結するため、絶対に避けるべき行為です。
白線でも直進は危険な場合
ここまでで「白線なら直進レーンに戻れる」と思った方もいるかもしれません。
しかし実際には、白線でも危険なケースが多いんです。
直進車の進行を妨害するリスク
直進レーンには、青信号を待っている車や加速して進もうとしている車が並んでいます。
そこに無理やり割り込めば、進行妨害となり違反扱いになる可能性があります。
さらに、ドライバー同士のトラブルや追突事故の原因にもなりかねません。
対向右折車との事故リスク
もうひとつ怖いのが、**右直事故(右折車と直進車の衝突)**です。
右折レーンから直進に切り替えると、対向から右折してくる車とタイミングがかち合うことがあります。
この場合、相手のドライバーからすると「右折してくるはずの車が直進してきた」という予想外の動きになり、衝突リスクが高まります。

つまり、白線ならルール的に進路変更は可能でも、「実際に安全かどうか」は全く別の話。
状況によっては大事故につながる可能性があるため、安易に直進を選ばないことが大切です。
正しい対処法|急がば回れの考え方
誤って右折レーンに入ってしまった場合、最も大切なのは**「無理に戻ろうとしないこと」**です。
焦って直進レーンに割り込もうとすると、周囲のドライバーに迷惑をかけるだけでなく、事故や違反のリスクも一気に高まります。
そのまま右折するのが安全
誤って入ってしまったなら、そのまま右折してしまうのが一番安全な選択肢です。
交差点を曲がった後にUターンできる場所を探すか、少し遠回りして迂回すれば元のルートに戻れます。
「遠回りは時間の無駄」と思うかもしれませんが、事故を起こして時間もお金も失うよりはずっとマシです。
Uターン・迂回を活用
多くの道路では、交差点を過ぎて少し進めばUターンや右左折で戻れるポイントが用意されています。
ナビを使えば自動的にリルートしてくれるので、「ここで無理に戻らなきゃ!」と考えず、落ち着いて次の安全なポイントまで進むのが正解です。
ウィンカーと安全確認を徹底
もしやむを得ず直進レーンへ戻る場合は、
- ウィンカーを早めに出す
- ミラーと目視で十分に安全確認する
- 後続車の妨げにならないタイミングを選ぶ
この3つを徹底しましょう。
事前に防ぐための工夫
そもそも「右折レーンに誤って入ってしまう」状況を避けられれば、一番安心です。
そのために、ちょっとした工夫を心がけましょう。
1. ルートを事前に確認しておく
知らない道を走るときは、ナビアプリや地図アプリでルートを事前にチェックしておくと安心です。
特に複雑な交差点や大きな国道では、進むべき車線を早めに把握しておくことが重要です。
2. 案内標識を意識する
交差点の数百メートル手前には、進行方向を示す「青看板(案内標識)」が設置されています。
つい見落としがちですが、この標識を早めに確認しておけば、直進レーンと右折レーンの位置関係を把握でき、焦らずに車線選択ができます。
まとめ
誤って右折レーンに入ってしまったとき、
「直進していいのか、それとも右折するべきか?」と迷うのは自然なことです。
本記事のポイントを整理すると――
- 黄色の実線は絶対に車線変更禁止。無理に直進レーンへ戻るのは違反。
- 白線の実線なら進路変更は可能だが、安全確認が絶対条件。妨害行為や事故リスクには注意。
- 停止線を越えてからの進路変更はNG。交差点内での車線変更は違反になる。
- 最も安全なのは、そのまま右折してUターンや迂回で戻る方法。急がば回れの精神で行動することが大切。
- 事前にルート確認や標識のチェックをしておけば、誤進入はかなり防げる。
焦って無理な進路変更をするよりも、一度右折してから遠回りする方がずっと安全です。
運転は「目的地に早く着く」ことよりも「安全に着く」ことが一番大切。
次に同じ状況に出くわしたら、落ち着いて最善の行動を選んでくださいね。
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「知ってるかどうか」だけで、思わぬ違反や事故を避けられることも多いですよ。
よくある質問
- Q黄色実線の右折レーンから直進してしまったらどうなる?
- A
黄色の実線をまたいで直進レーンに戻るのは完全に違反行為です。
反則金や違反点数の対象になるだけでなく、警察に見られていれば即アウト。安全面でも事故リスクが高いため、絶対に避けましょう。
- Q停止線を越えてから直進レーンに戻ったら違反?
- A
はい、違反になります。
停止線を越えた先は「交差点内」とみなされ、進路変更は禁止されています。
信号待ちの際に「ちょっとだけ戻りたい…」と思っても、無理をせずそのまま右折しましょう。
- Q誤って右折した場合、どうやって元のルートに戻ればいい?
- A
もっとも安全なのは、一度右折してからUターンするか、迂回して元の道に戻る方法です。
最近のカーナビやスマホのナビアプリは自動でリルートしてくれるので、焦らずに指示通り走れば大丈夫。むしろ無理な進路変更よりも、時間も精神的な負担も軽く済みます。






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