はじめに|「良いエンジン」って結局どんなエンジン?
「この車、エンジンが良いんだよね!」そんな言葉、クルマ好きの人から聞いたことありませんか?でも、そもそも“良いエンジン”って、具体的にどんなエンジンのことを指しているのでしょうか。
単にパワーがあるだけ?それとも、静かで燃費が良いこと?実は、「良いエンジン」と言われるには、いくつかの大事な要素がバランスよく備わっている必要があるんです。
この記事では、スポーツカーや高性能車に搭載されているエンジンを例にしながら、
- 高性能エンジンに求められる4つの条件
- なぜNA(自然吸気)エンジンが減って、ターボやハイブリッドが主流になったのか
- 今でも健在な国産の高性能NAエンジンとは?
といったポイントを、クルマに詳しくない人でもわかるように、やさしく解説していきます。
また、記事後半では「今こそ手放すチャンスかも⁉」な、高性能NAエンジン車を高く買い取ってくれる【旧車王】の情報もご紹介します。
エンジンに興味がある方も、なんとなく気になっていた方も、きっと楽しめる内容になっていますよ!
1. 高性能エンジンに求められる4つの性能
スポーツカーや走りを楽しむクルマにとって、エンジンの性能は“心臓”そのもの。見た目のデザインや装備も大切ですが、やっぱり「走りの気持ちよさ」はエンジンにかかっているんですよね。
ここでは、高性能なエンジンに欠かせない4つの要素について、わかりやすく解説していきます!
✅ パワー|スピードと加速の源
まず欠かせないのが**パワー(出力)**です。
「アクセルを踏んだ瞬間、グッと押し出されるような加速!」これこそが、高出力エンジンの醍醐味。スポーツカーに乗った人が「気持ちいい!」と感じる理由のひとつですね。
もちろん、軽自動車のようなコンパクトな車にもパワーは必要ですが、出力が高ければ高いほど速く走れるというのは、クルマの基本でもあります。
とはいえ、パワーがありすぎると燃費が悪くなったり、扱いが難しくなったりもします。だから「車種や用途に合った最適なパワー」を実現するのが、良いエンジンの条件なんです。
✅ レスポンス|クルマと一体になる気持ちよさ
次に大事なのがレスポンスの良さ。これは、アクセルを踏んだときに、どれだけ素早くエンジンが反応するかを意味します。
たとえば、昔のターボ車は「ターボラグ」といって、アクセルを踏んでも一瞬反応が遅れることがよくありました。でも、NA(自然吸気)エンジンは構造がシンプルなぶん、アクセルに対する反応がすぐに返ってきます。
この「自分の操作がそのまま車に伝わる」感覚は、運転の楽しさを倍増させてくれるんですよね。
近年ではターボ技術が進化してレスポンスも改善されていますが、あのダイレクト感を味わいたい人にとっては、NAエンジンはまだまだ魅力的です。
✅ 出力密度|小さくても力持ちな設計が理想
あまり聞き慣れないかもしれませんが、「出力密度」というのもエンジン性能を語るうえで重要なキーワードです。
簡単に言えば、「小さなエンジンで、どれだけ大きなパワーを出せるか?」という指標。
同じ出力でも、1.5Lのエンジンで出すのか、3.0Lのエンジンで出すのかでは大きな違い。エンジンが小さければ軽量になり、燃費もよく、車全体のバランスも良くなります。
例えば「1リッターで100馬力を超えるエンジン」なんていうのは、かなり高密度な設計。こうした技術があるからこそ、コンパクトでもキビキビ走れる車が実現できるんです。
✅ 環境性能|今の時代、避けて通れない条件
最後は環境性能。これは最近とくに重要視されているポイントですね。
環境性能には、大きく分けて以下の3つがあります。
- 燃費(燃料消費量)
- 排出ガス(CO₂などの有害物質)
- 騒音(静粛性)
これらは法律や規制でどんどん厳しくなっていて、昔ながらの高出力エンジンはこの壁を越えられず、姿を消してしまったモデルも多いんです。
今のエンジンは「パワーも出したい、でも燃費も良く、静かでクリーンじゃなきゃダメ」という、とてもハードルの高い条件を満たす必要があるんですね。

つまり、“良いエンジン”とは、走りの楽しさと環境へのやさしさの両立が求められている、まさに現代の技術の結晶なんです。
2. なぜ高出力NAエンジンが減ったのか?
かつて、スポーツカーといえば「高回転型の自然吸気(NA)エンジン」が花形でした。アクセルを踏み込んでエンジン音が高まり、スムーズに吹け上がっていく感覚…クルマ好きにとってはたまらない魅力がありますよね。
でも今では、多くの車がターボやハイブリッドを採用し、NAエンジンは年々姿を消しつつあります。なぜなのでしょうか?ここでは、その理由を3つの観点から解説します。
✅ 環境規制がどんどん厳しくなったから
一番の理由は、やっぱり環境性能。昔に比べて、排ガス規制や燃費基準がどんどん厳しくなっているんです。
NAエンジンは、自然の吸気でエンジン内に空気を取り込み、そのぶん高回転を維持しながら出力を出す設計。でもその分、どうしても燃費が悪くなりやすく、CO₂排出量も多くなりがちです。
これが原因で、かつての名車たちも次々と生産終了に…。いくら性能が良くても、時代のルールをクリアできなければ市場に出せないという現実があります。
✅ ターボ&ハイブリッドの技術が急成長したから
一昔前のターボ車は「パワーはあるけど燃費が悪くてラグがある」というのが常識でした。でも、今のターボは違います!
- 可変バルブタイミングや直噴技術
- 電動ターボによる低回転からの過給
- トランスミッションの多段化(9速・10速)
こうした技術が一気に進化したことで、レスポンスも良く、燃費も優秀なターボエンジンが登場。NAにこだわる理由が少なくなってきたんですね。
さらに、ハイブリッド車はモーターで足りない出力を補うことができるので、小排気量エンジンでも十分なパワーを発揮できるようになりました。
✅ コストの面でもNAよりターボが有利に
もうひとつの理由はコスト。ターボやハイブリッドは最初こそ高価でしたが、今では技術が成熟し、生産台数も増えてきたためコストが大幅にダウンしています。
特にヨーロッパ車では、1.0Lターボなどの小排気量エンジンがスタンダードに。これにより燃費も性能も価格もバランスが取れたエンジンとして、NAからの置き換えがどんどん進んでいるわけです。
📝 まとめ:NAエンジンは“贅沢品”になりつつある
つまり今の時代、NAエンジンは“性能がいいから”というよりも、“あえて選ぶ嗜好品”になってきたとも言えます。
「NAらしい伸びのある回転フィール」や「ダイレクトな操作感」を好むファンは多いですが、それを実現するにはコストも技術もかかる。だからこそ、限られたスポーツカーだけがNAを搭載しているんですね。

次は、そんな中でも“まだ現役”の国産高性能NAエンジン車を紹介します。希少で魅力たっぷりなモデルたちをぜひチェックしてください!
3. それでも残る!国産の高性能NAエンジン3選
時代の流れでNA(自然吸気)エンジンがどんどん減っている…とはいえ、まだまだ現役で活躍している「こだわりのNAエンジン」も存在します!
ここでは、今なお国産車に搭載されている高性能NAエンジンを3つご紹介。どれもドライバーの心を掴む「フィーリング重視」の名機ばかりですよ。
✅ 1. レクサスなどに搭載「2UR-GSE」|5.0L V8の怪物NA
まずご紹介するのは、トヨタが誇る5.0リッターV型8気筒エンジン「2UR-GSE」。
このエンジンは、レクサスRC FやLC500といったスポーツモデルに搭載されており、最高出力は481馬力、最大トルクは54.6kgmという圧倒的なスペックを誇ります。
特徴は、ターボに頼らない圧倒的な排気量からくる「スムーズで力強い加速」。アクセルを踏んだ瞬間から力が湧き上がり、まるでクルマと一体になったような感覚が味わえます。
さらにサーキット走行も視野に入れた設計で、高回転まで気持ちよく吹け上がるのに、街乗りでも扱いやすいという懐の深さが魅力。まさに「大排気量NA」の王道とも言える一台です。
✅ 2. トヨタGR86/スバルBRZ「FA24型」|ライトウェイトFRの魂
2つ目は、GR86とBRZに搭載されている水平対向4気筒「FA24型エンジン」。
排気量は2.4リッター、出力は235馬力/25.5kgm。数字だけ見ると控えめに感じるかもしれませんが、実際に走らせるとその印象はガラリと変わります!
- 高回転まで気持ちよく回るフィーリング
- 中低速からしっかりとしたトルクがあり街乗りも快適
- 軽量ボディとの組み合わせで抜群のバランス感
このエンジンは、クルマを“操る楽しさ”を味わえることを重視して設計されていて、「エンジンを使い切る喜び」を存分に楽しめます。スポーツカーらしい素直で反応の良い走りは、まさにNAエンジンの魅力が詰まっています。
✅ 3. マツダRX-8「13B-MSP型」|唯一無二のNAロータリー
最後にご紹介するのは、マツダが誇るロータリーエンジン「13B-MSP(レネシス)」。
このエンジンはすでに生産終了となっていますが、RX-8に搭載されていたもので、今でも中古市場で根強い人気があります。
- 1.3Lながら最高出力250馬力
- レブリミットは最大9000回転!(グレードによる)
- 回転の伸びがなめらかで、音もフィーリングも独特
特に注目すべきは、他に代えの効かないロータリー独特の滑らかな回転と、まるでバイクのような高回転域の伸び。これこそがロータリーNAの醍醐味です。
「エンジンで選ぶクルマ」として、今でも選ばれる理由がよくわかります。

これらのエンジンは、いずれも“環境性能とのせめぎ合い”を乗り越えた、こだわりの技術の結晶。NAエンジンならではの楽しさを味わいたい人にとって、今が最後のチャンスかもしれません。
まとめ|“良いエンジン”の意味、わかってきましたか?
今回は「良いエンジンって、どういう意味?」という疑問からスタートして、
- 高性能エンジンに欠かせない4つの要素(パワー、レスポンス、出力密度、環境性能)
- NAエンジンが減って、ターボやハイブリッドが主流になった理由
- 今なお存在する国産の高性能NAエンジン搭載車たち
- そして、それらを高く買い取ってくれる「旧車王」の活用法
までをお話してきました。
エンジンというと難しそうな印象があるかもしれませんが、「走りの気持ちよさ」や「音の心地よさ」といった感覚的な部分と強く結びついているんですよね。
クルマを単なる移動手段ではなく、“乗って楽しい相棒”として捉える人にとって、エンジン選びはとても大切なポイントです。
そして、今は「良いエンジン=速いだけじゃない」時代。環境性能とのバランスや、ドライバーの感性に寄り添う設計が求められています。

もし、あなたの愛車が高性能NAエンジンを積んでいるなら、それはもう“レアな宝物”かもしれません。大切に乗り続けるのも良し、価値が高いうちに次のオーナーへ託すのも良し。選べるうちに、ぜひベストな選択をしてくださいね!
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よくある質問
- Qレスポンスが良いエンジンは、どうやって見分けるの?
- A
実際にアクセルを踏んでみたときの反応速度がポイントです。試乗で「踏んだ瞬間に車が前に出る感覚」があれば、レスポンスの良いエンジンといえます。
- QターボとNA、燃費が良いのはどっち?
- A
最近のターボエンジンは燃費性能が向上しており、NAよりも燃費が良いケースが多いです。特にダウンサイジングターボは低燃費でトルクも十分です。
- Q今後NAエンジンは完全になくなるの?
- A
すぐになくなることはありませんが、数は確実に減ってきています。規制がさらに厳しくなると、限定モデルや高級車など一部にしか残らなくなるかもしれません。






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