1. はじめに|交通違反は他人事じゃない!
「自分は運転に慣れてるし、違反なんて関係ないよ」
そう思っている方、意外と多いのではないでしょうか?
でも実は、日本国内で1年間に交通違反で検挙される件数は、およそ550万件にも上ります。これ、単純に計算すると1分に約10件のペースで誰かが違反をして捕まっていることになります。思っていたよりもずっと身近な問題ですよね。
しかも違反の内容は、スピード違反や信号無視といったわかりやすいものだけじゃありません。一時停止をちょっと無視してしまったり、スマホをちらっと見ただけでも、「交通違反」として検挙される可能性があります。
中には「えっ?それも違反になるの?」と思うようなルールもあり、知らないうちに違反してしまっていた…というケースも多いのが現実です。
そこで今回は、警察庁が公開した2023年の最新データをもとに、捕まりやすい交通違反トップ10をランキング形式でご紹介します。
違反の内容だけでなく、それぞれに対する違反点数や反則金、さらに重大なケースではどうなるのかも詳しく解説していきますので、「違反しないための知識」を一緒に身につけていきましょう!
2. 捕まりやすい交通違反トップ10【2023年版】
ここからは、警察庁の公開データ(2023年)をもとに、実際に検挙された件数が多かった交通違反をランキング形式で紹介していきます。
それぞれの違反について、どんな行為が違反になるのか、どれくらいの点数や反則金が課されるのかをわかりやすく解説していきます。
第1位:一時不停止(年間126万7094件)
もっとも多く検挙された違反がこの「一時不停止」です。
「止まれ」の標識があるのにしっかり止まらなかった場合、すぐに違反として取られます。
🚫 違反内容: 停止線の手前や交差点の手前で、完全に車を止めないこと。
⚠️ 違反点数: 2点
💸 反則金: 7,000円(普通車)
一見軽そうな違反に思えますが、事故の原因になりやすいため、取り締まりはとても厳しいです。
第2位:最高速度違反(スピード違反)(合計88万8500件)
道路の制限速度を超えて走行してしまう違反です。特に速度30km以上オーバーになると赤切符対象で一発免停も。
🚫 違反内容: 標識や法定速度を超えて走行すること。
⚠️ 違反点数: 1〜12点(速度超過の度合いによる)
💸 反則金: 9,000円〜/赤切符対象の場合は罰金&前科も
ほんの少しのスピードオーバーでも対象になるので、速度標識には要注意です。
第3位:放置反則金納付命令(年間64万6973件)
これは意外かもしれませんが、「放置駐車違反で反則金を払わなかった人」に対して、車両の使用者に科せられる命令です。
🚫 違反内容: 放置駐車後、出頭も支払いもしていない場合
⚠️ 違反点数: 使用者に対し間接的にペナルティ
💸 備考: 車検が受けられなくなることも!
軽く見られがちですが、反則金の未納は後々大きなトラブルにつながります。
第4位:通行禁止違反(年間61万31件)
標識で「通行止め」となっている道路に入ってしまうケース。
一方通行を逆走するのもこの違反に含まれます。
🚫 違反内容: 通行が禁止されている道路やエリアを走行
⚠️ 違反点数: 2点
💸 反則金: 7,000円(普通車)
🔴 赤切符対象: 警察官の制止を無視した場合、刑事罰あり
カーナビの案内通りに進んでしまい、うっかり…というパターンも多いので注意!
第5位:信号無視(年間42万8565件)
赤信号だけでなく、黄信号を無理に突っ切るのも違反です。
🚫 違反内容: 赤・黄・点滅信号を無視して通行
⚠️ 違反点数: 2点
💸 反則金: 赤・黄:9,000円/点滅:7,000円
信号が変わりそうなときは「止まれるなら止まる」意識が大切です。
第6位:座席ベルト装着義務違反(年間31万961件)
「ちょっとそこまでだから…」とシートベルトをしないまま走るのはNGです。
運転席・助手席はもちろん、後部座席も着用義務があります。
🚫 違反内容: シートベルトを着用していない(運転席・助手席・後部座席)
⚠️ 違反点数:
・運転席/助手席:1点(一般道・高速共通)
・後部座席:高速道路では1点/一般道では点数なし
💸 反則金: なし(点数のみ)
後部座席の着用率はまだまだ低く、死亡事故のリスクも跳ね上がるので要注意です。
第7位:歩行者妨害(年間31万951件)
横断歩道で歩行者が渡ろうとしているのに、停まらずに走り抜けると違反になります。
🚫 違反内容: 歩行者が渡ろうとしているのに車が優先して通過
⚠️ 違反点数: 2点
💸 反則金: 9,000円(普通車)
「人がいるかも」と思って徐行&停止の準備をしましょう。
安全意識がそのまま運転評価に直結します。
第8位:携帯電話使用などによる違反(合計21万4018件)
スマホの通話や操作をしながら運転すると「ながら運転」として厳しく罰せられます。
🚫 違反内容: 運転中に携帯電話を手に取ったり画面を注視する行為
⚠️ 違反点数: 3点
💸 反則金: 18,000円(普通車)
🔴 事故を起こした場合: 6点(即免停)+懲役または罰金
「ちょっと見るだけ」でもNG。スマホ操作は停車中に行いましょう。
第9位:追い越しと通行区分の違反(合計15万4371件)
追い越し禁止区間での追い越しや、交差点でのレーン無視などが対象です。
🚫 違反内容:
・追い越し禁止エリアでの追い越し
・矢印に従わないレーン走行(通行区分違反)
⚠️ 違反点数: 2点
💸 反則金: 9,000円(普通車)
とくに都市部では、車線変更禁止の標識を見逃すミスが多いので要注意です。
第10位:駐車禁止・駐停車禁止違反(合計14万5311件)
短時間のつもりで停めても、場所によっては違反になることも。
「放置」とみなされると点数・反則金も重くなります。
🚫 違反内容:
・駐車禁止場所での駐車・停車
・駐停車禁止場所での一時停止
⚠️ 違反点数:
・運転者が乗車中:1~2点
・放置と判断された場合:2~3点
💸 反則金:
・1万〜1万8000円(放置だとより高額)
駐停車禁止場所では、たとえ運転席に座っていてもNG。注意して停める場所を選びましょう。

これらの違反は、どれも日常のちょっとした油断から起きがちです。
特に免許取りたての方や、運転に慣れてきた頃こそ注意が必要です。
3. 違反点数と反則金・罰則の違いを解説
交通違反には「点数がつく」とか「罰金を払う」といった話をよく聞きますよね。
でも、実際のところ「違反点数と反則金と罰則って何が違うの?」と疑問に思う人も多いはず。
ここでは、その違いをわかりやすく整理してみましょう。
▶ 違反点数とは?
違反点数は、運転免許証に記録されるポイントのようなものです。
違反をするたびに点数が加算され、一定の点数に達すると「免停」や「免許取り消し」の対象になります。
たとえば…
- 一時不停止:2点
- スピード30kmオーバー:6点
- 携帯使用で事故:6点
こうして積み重なっていくわけです。
💡 ポイント
・「3ヶ月で6点以上」=免許停止(最短30日)
・「1年間で15点以上」=免許取り消しの可能性あり
▶ 反則金とは?
反則金は、軽微な違反(青切符)をした場合に払うお金です。
いわば「ここで反省して終わりにしておきましょう」という行政処分の一つです。
代表的な例:
- 信号無視:9,000円(普通車)
- シートベルト未着用:0円(点数だけ)
- スマホ使用:18,000円(軽微な場合)
💡 注意点
反則金を納めれば、裁判や刑事処分を受けることなく終わります。
▶ 罰則(赤切符)とは?
重大な違反や事故を起こしたときには、反則金では済まず「罰則」として扱われます。
このときは赤切符が交付され、刑事処分の対象になります。
たとえば…
- スピード超過:30km以上(一般道)や40km以上(高速道路)
- 酒気帯び運転
- 携帯使用で事故を起こした
この場合は罰金だけでなく、裁判や前科がつく可能性もあるので注意が必要です。
🚨 例:スピード超過30km以上(一般道)
・違反点数:6点(免停)
・罰則:刑事罰 → 罰金や懲役もあり
・前科:つく可能性あり
▶ 青切符と赤切符の違い
| 切符の色 | 対象違反 | 点数 | 支払い | 処分の種類 |
|---|---|---|---|---|
| 青切符 | 軽微な違反 | ○ | 反則金 | 行政処分(点数のみ) |
| 赤切符 | 重い違反・事故 | ○ | 罰金 or 懲役 | 刑事処分・前科も |

運転中のちょっとした油断が、思わぬ違反点数の加算や免停・前科の原因になってしまうこともあります。
4. 違反を防ぐための実践ポイント
「うっかり違反しちゃった…」で済めばいいですが、免停や事故につながるケースもあるのが交通違反の怖いところ。
ここでは、日頃から意識することで違反を未然に防ぐためのポイントをまとめて紹介します!
▶ 一時停止は「しっかり止まる」が基本!
一時停止では、タイヤが完全に止まることが大前提です。
✅ 停止線の手前で止まる
✅ 周囲を左右確認する
✅ 止まってから2秒くらい静止すると安全
「ちょっと減速して通過」はNG!警察に見られていたら確実にアウトです。
▶ スマホは“見ない・触らない”のが鉄則
運転中のスマホ使用は罰金・点数も重くなる重大違反です。
✅ 通話はハンズフリーに切り替える
✅ ナビは出発前にセット
✅ 急用があるときは安全な場所に停車して操作
🚫「画面をチラ見するだけ」でも違反に!
▶ 歩行者がいたら“自分が止まる”意識を
横断歩道で歩行者を優先するのは法律でもルールでも当たり前。
でも実際には、止まらずに通過する車がとても多いんです。
✅ 横断歩道手前ではスピードを落とす
✅ 人がいたら必ず停止
✅ 歩行者が渡りきるまで待つ気持ちで
🚶♂️「横断歩道の近く=止まる準備をする場所」と覚えておきましょう!
▶ スピードは“標識+余裕”で守ろう
スピード違反はついやってしまいやすい違反のひとつ。
特に下り坂や見通しのいい道ではスピードが出やすいので要注意です。
✅ 標識をしっかり確認
✅ 法定速度より+5km/h以内に収める意識
✅ クルーズコントロールを活用(ある車種なら)
💡「安全運転してるつもりでも、無意識に速度が上がってる」ってことはよくあります!
▶ 車線変更や右左折前の「確認」は丁寧に
通行区分違反や追い越し違反を防ぐには、標識・矢印の見逃しをなくすことが大切です。
✅ 交差点の手前でレーン確認
✅ 追い越し禁止マークがないか意識する
✅ サイドミラーだけでなく目視でも確認
▶ うっかり防止には「運転に余裕」を
急いでいるときや疲れているときほど、違反が起きやすいです。
✅ 出発時間は早めに設定
✅ 休憩をこまめにとる
✅ 焦らず、急がず、落ち着いて運転!

✨違反を避ける一番のコツは「落ち着いた心」で運転することかもしれません。
5. 運転初心者・免許取りたての方は特に注意!
運転に慣れていない時期は、「ついやってしまう」違反が多くなりがちです。
実際、交通違反で初めて捕まった人の多くが、免許取得から1年以内の初心者です。
ここでは、初心者が気をつけるべきポイントと、免許取得時から交通ルールをしっかり学べる方法を紹介します。
▶ 初心者がやりがちな違反ワースト3
① 一時不停止
標識や停止線の見落とし、止まったつもりが「動いていた」と判断されるケースも。
② スピード違反
速度感覚がまだつかめず、知らず知らずにオーバーしていることもあります。
③ 携帯電話・カーナビ注視
道に迷いやすく、画面に集中しすぎてしまうのがよくあるパターン。
🚨「うっかり違反」が免停の引き金になることも!

ルールをしっかり知っておけば、違反は自然と防げます。
「教習所で習ったけど、忘れてるな…」という人も、今回のランキングで改めて見直してみてくださいね。
6. まとめ|交通違反を防ぐコツは「知ること」と「意識すること」
今回は、警察庁のデータをもとにした2023年の交通違反検挙ランキングトップ10を紹介し、それぞれの違反内容・点数・反則金・罰則などを解説してきました。
もう一度、ランキングを振り返ってみましょう。
🚗 捕まりやすい交通違反トップ10(2023年)
- 一時不停止
- 最高速度違反(スピード違反)
- 放置反則金未納
- 通行禁止違反
- 信号無視
- 座席ベルト装着義務違反
- 歩行者妨害
- 携帯電話使用
- 追い越し・通行区分違反
- 駐停車違反
違反を防ぐには、「ここは違反になりやすいポイントだな」と自分で気づける意識がとても大切です。
- 停まるところはしっかり止まる
- スピードを出しすぎない
- 歩行者には必ず譲る
- スマホに手を出さない
…こうした基本の行動を徹底するだけでも、多くの違反は防げます。
また、初心者の方は免許取得前や取得後に、しっかりルールを確認しておくことでトラブルを回避できます。
合宿免許や教習所選びの段階から、しっかりした指導を受けることが安全運転の第一歩です。
よくある質問
- Q一時停止って、タイヤが止まってればいいんですか?
- A
タイヤが完全に停止していることが大前提ですが、「止まったつもり」でじわじわ動いていると違反と判断されることもあります。停止線の手前で一度ピタッと止まって、2秒ほど静止して左右確認するのが安心です。
- Q黄信号で交差点に入ったけど捕まることありますか?
- A
黄信号は「注意して進め」ではなく「止まれ」の合図。安全に停止できるなら止まる義務があるとされています。無理に突っ込んで赤信号に変わってしまった場合、信号無視として検挙される可能性があります。
- Qスマホを固定ホルダーに置いてるだけならOK?
- A
固定していても画面を注視したり操作していると違反になります。「注視」は2秒以上画面を見続ける行為とされています。道案内を見るときでも、できるだけ停止中に確認しましょう。






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